北見工高　網走開建現場見学会　建設業の魅力に触れ　鹿ノ子ダムなど訪問

（学校 2023-10-06付）

除雪車を前に説明を受ける生徒たち

　【網走発】北見工業高校（小山彰博校長）電子機械科の生徒は３日、開発局網走開発建設部主催の現場見学会に参加した。２年生３１人が、置戸町内の鹿ノ子ダムや訓子府除雪ステーションを見学し、建設業の魅力や仕事のやりがいなどに触れた。

　開発局では毎年、業務の概要や機械設備、生産技術などについて理解を深めてもらい、進路選択に役立ててもらうことを目的に、高校生や大学生に向けて現場見学会を行っている。北見工業高の生徒も毎年参加しており、ことし８月には建設科の２年生が工事現場４ヵ所や北見市内の富里ダムを見て回った。

　今回は、同校電子機械科の２年生が参加。見学場所は、置戸町内の鹿ノ子ダムと訓子府除雪ステーションの２ヵ所で、バスで現地まで移動した。

　鹿ノ子ダムでは、管内唯一の多目的ダムとしての様々な機能や役割について理解を深めた。訓子府除雪ステーションでは、除雪トラックや除雪ドーザ、ロータリ除雪車などの重機を目の前に機械の構造や役割などについて学んだ。生徒たちは、機械設備や重機を間近で見学したことで、建設業の魅力を肌で感じた。

(学校 2023-10-06付)