豊浦礼文華小　現場見学会　重機搭乗やドローン操縦実演等 建設業の迫力すごいね

（学校 2023-10-19付）

礼文華小大岸礼文停線で現場見学会

　 【室蘭発】豊浦町立礼文華小学校（深松一宏校長）の児童９人は３日、岩倉・ケイセイマサキ共同企業体（ＪＶ）主催の現場見学会に参加した。同ＪＶが施工する室蘭建設管理部発注の「大岸礼文停線防安交付金Ｂ改築補正翌債ほか」の現場で掘削作業の見学や重機搭乗体験、ドローン操縦実演などを実施。子どもたちは、破砕剤による掘削など、普段目にすることのできない現場作業を興奮した様子で観察した。

　岩倉建設㈱（本社・札幌、本店・苫小牧、鈴木泰至社長）とケイセイマサキ建設㈱（新冠、正木健太社長）では、日頃から地域とのコミュニケーションを大切にし、地域に貢献していきたいという考えのもと、様々な活動を展開している。当日の現場見学会には、礼文華小の児童９人が参加した。

　はじめに、ＪＶ職員が自己紹介を行ったあと、ドローンを使い海の全景、旧トンネル、現在の施工個所をモニターに映し、工事内容等を説明した。

　掘削デモとして破砕剤掘削、落石状況を引き続きドローンを使い撮影。子どもたちはのり面から落石するがれきを興奮した様子で観察し、土木工事の迫力と楽しさを実感した。

　このあと、海洋ごみについての勉強会や濁り水のろ過実験、重機搭乗体験、ドローン操縦体験を実施した。

　岩倉建設の松本慎吾現場代理人は「地域とのコミュニケーションを積極的に行える環境を大切にしていきたい。引き続き安全管理に努め、現場見学以外の形でも建設業の魅力ややりがいを伝えていきたい」と話した。

(学校 2023-10-19付)