札幌市教委　本年度の冬季休校日　１月４、５日に決定　２日間で任意の日を設定可

（札幌市 2023-11-08付）

　札幌市教委は、市立学校における本年度の冬季休校日を来年１月４、５日の２日間に決定した。長期休業期間中に一定期間集中した休日を確保し、教職員の心身の健康維持および増進を図るもの。各学校は、２日間の中から任意の日を休校日として設定することができる。

　市教委は、令和２年６月に「札幌市立学校における働き方改革に向けて（指針）」を策定し、長時間労働解消に向けた取組を進めている。

　平成２９年度から、夏季休業期間を休暇取得促進期間と位置付け、夏季休校日の設定を開始。令和２年度からは冬季休業期間でも同様の取組を開始し、長期休業期間中に一定期間集中した休日を確保しやすい環境づくりに努めている。

　本年度は、１月４、５日の２日間に決定。各校は、校内事情等を総合的に勘案し、２日間の中から任意の日を休校日として設定することができる。２日間全てを休校日とすることも可能。さらに、学校事情等に応じて休校日を追加することも認める。

　教職員は、年次休暇、振替休などの取得によって対応する。

　市教委は６日付で各学校長宛てに通知し、全教職員への周知と、休暇を取得しやすい職場環境づくりに努めるよう呼びかけている。

(札幌市 2023-11-08付)