札幌市教委　市立高学校間連携事業　新たに成果合同発表機会　１２月２日人材育成行事で

（札幌市 2023-11-13付）

　札幌市教委は、市立高校学校間連携事業について、新たに活動成果を合同で発表する機会を企画した。１２月２日に開催する一般社団法人Ｅｚｏｆｒｏｇｓ主催のイベント「Ｅｚｏ　ＬＥＡＰＤＡＹ」の中で、まなびまくり社、アニマドーレなどのプログラムに参加する生徒が集い成果を披露する。担当教員の負担軽減や生徒の新たな学びなどにつなげる。

　市教委では、市立高校において既に取り組んでいる事業の中で、生徒間の交流ができ、学校外の学習につながるものを学校間連携事業に指定し、単位認定を可能としている。

　地域課題などについて探究する「まなびまくり社」、食や農業について学ぶ「アニマドーレ」、起業家教育プログラム「Ｆｕｔｕｒｅ　Ｓｋｉｌｌｓ　Ｕ―１８」など多種多様なプログラムが展開されており、生徒たちは学校の垣根を越えて様々な活動を進めている。

　これまでは各事業で個別に成果発表会を設定してきたが、日程が重なることが多く、複数のプログラムを担当する教員の負担などが課題となっていた。

　このため、Ｅｚｏｆｒｏｇｓの協力を得て、同法人が主催する人材育成プログラム発表イベント「Ｅｚｏ　ＬＥＡＰＤＡＹ」の中で学校間連携事業の成果を発表する機会を設定した。

　イベントは、１２月２日午前９時から北翔大学札幌円山キャンパスで開催。まなびまくり社、アニマドーレ、Ｆｕｔｕｒｅ　Ｓｋｉｌｌｓ　Ｕ―１８に参加する生徒たちが集結し、それぞれ本年度取り組んできた活動の成果を披露する。

　異なるプログラムに参加する生徒同士が互いの発表を見合うことで、新たな学びや今後の参加意欲につながることなどを期待している。

(札幌市 2023-11-13付)