札幌市　６年度予算要求概要①

（札幌市 2023-12-14付）

　札幌市は１１日、６年度予算要求概要を公表した（１３日付８面既報）。

　教育関連の主な事業はつぎのとおり。

教育委員会①

▽ＧＩＧＡスクール構想推進＝８億６６００万円

　小・中学校における１人１台端末を使用した授業等に必要なハードウエアおよびソフトウエアの整備、高校での端末活用に向けたソフトウエアの整備等。

▽食育推進＝１００万円

　学校給食の調理くずや残食を活用した食育・環境教育の充実。

▽家庭教育推進＝８４０万円

　家庭教育学級の開設および講演会等の実施。

▽野外教育総合推進（レベルアップ）＝４４０万円

　野外教育の推進に向けた事業等の実施。

▽地域活動推進＝１億２０００万円

　学校図書館地域開放事業１２６校、地域学校協働活動推進事業８５校、知的障がい者のための成人学級３団体。

▽学校施設新改築＝１４３億円

・新築―定山渓地区新設義務教育学校１階建て３３４５平方㍍。仮称・真駒内地区義務教育学校校舎３階建て１万６４４平方㍍、屋内運動場１１５３平方㍍

・改築―山の手小校舎３階建て６４９１平方㍍。発寒中校舎４階建て８０１０平方㍍。明園小校舎４階建て６４９２平方㍍。向陵中校舎５階建て９５５３平方㍍、屋内運動場１７９４平方㍍。新琴似北中校舎３階建て　６２４１平方㍍、屋内運動場１５８１平方㍍

・解体―元町北小、光陽小、琴似小

・グラウンド造成―本町小、東山小

・実施設計―仮称・厚別南・青葉地区義務教育学校、仮称・藻岩・啓北商業再編新設校

・基本設計―山鼻小、手稲中央小

▽学校施設増築＝７億７０００万円

　茨戸小校舎３階建て延べ９９３平方㍍。

▽学校施設解体＝９４００万円

・校舎等―実施設計・幼稚園４園

・プール―工事小学校１校、中学校２校。実施設計小学校２校、中学校１校

▽学校給食施設整備＝４億６０００万円

　琴似中央小給食室棟増築。

▽学校施設新改築事業関連用地取得＝１億１６００万円

　仮称・厚別南・青葉地区義務教育学校新築に係る用地取得。

▽学校施設改修等整備（レベルアップ）＝６３億５００万円

　予防保全幼稚園４園、小学校６６校、中学校４３校、高校３校、特別支援学校２校。非構造部材耐震化３０校。

▽学校施設長寿命化改修（レベルアップ）＝３９億１７００万円

　工事小学校６校、中学校２校。基本設計小学校２校、中学校２校。

▽学校施設バリアフリー化整備＝１５億５３００万円

　エレベーター等整備小学校５校、中学校３校。バリアフリートイレ・スロープ整備幼稚園１園、小学校２２校、中学校１３校。

▽学校施設照明器具ＬＥＤ化改修＝２９億２８００万円

　工事幼稚園１園、小学校４７校、中学校２０校、高校１校。実施設計幼稚園２園、小学校３７校、中学校２５校、高校１校、特別支援学校１校。

▽学校施設冷房設備整備（新規）＝２６億２２００万円

　普通教室等への冷房設備整備、移動式エアコン設置、ＰＦＩアドバイザリー業務委託。

▽義務教育児童生徒遠距離通学助成＝５６００万円

　遠距離通学を行う児童生徒へ通学定期代の助成。

▽高校等生徒通学交通費助成＝１６００万円

　石狩管内の高校等に通う生徒の通学交通費助成の実施。

▽高校改革推進（レベルアップ）＝２５００万円

　進路探究学習の推進、広報活動を支援する市立高校コンシェルジュの配置、大通高校の外部人材活用等。

(札幌市 2023-12-14付)