道教大附属札幌小・中夏季休業期間 小学校 7日間延長へ 中学校は夏28日、冬18日継続(札幌市 2023-12-14付)
道内で学校の長期休業期間を見直す動きが広がる中、道教育大学附属札幌小学校(寺田貴雄校長)は、6年度以降の夏季休業期間を7日間延長する方針を決定した。総日数50日は維持する。中学校(萬谷隆一校長)は現在の夏季28日、冬季18日を継続する方向で検討している。
今夏の猛暑を受け道教委は11月、道立学校管理規則を改正。長期休業期間の総日数を50日から56日に延長するとともに、夏季・冬季それぞれ「25日以内」とする規定を削除し弾力的に運用できるようにした。
札幌市内でも、市小学校長会が市立小学校の長期休業期間を検討し、総日数50日のまま、夏季休業期間を5日間延長し30日とする方針を12月に固めた。
国立大学法人である道教育大の附属学校の長期休業期間は、各校でそれぞれ判断している。
附属札幌小では、総日数50日は変更せず、夏季休業期間を7日間延長。夏季32日、冬季18日とした。学校行事の日程などと調整した結果、札幌市立学校とは異なる対応となった。
附属札幌中では、夏季研究大会を市立中学校の夏季休業期間開始直後に開催する慣例などを考慮し、夏季28日、冬季18日を継続する方向だ。
エアコンの設置については、現在道教育大で検討している。
(札幌市 2023-12-14付)
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