健やかに暮らせるまち　秋元札幌市長が年頭所感

（札幌市 2024-01-10付）

　札幌市の秋元克広市長は４日、定例記者会見で年頭所感を述べた。ことしを象徴する１字に「健」を選び「誰もが健やかに暮らすことのできるまちを目指していきたい」と抱負を述べた。

　ことし１年については「昨年策定した第２次まちづくり戦略ビジョン・アクションプラン２０２３で掲げた事業を着実に実行する年としていきたい」と強調。

　子育て、教育に関わる具体的な施策として、子ども医療費助成の対象拡大、第２子以降の保育料無償化のほか、昨年の猛暑を踏まえた市立学校等への冷房設備の整備を迅速に進めていく考えを示した。

　「ことしも引き続き、市民・企業の皆さんと、札幌の将来のビジョンを共有し、オール札幌で協働して、まちづくりに取り組んでいきたい」と述べ、協力を呼びかけた。

　ことしの１字「健」については「コロナ禍であらためて健康の大切さを実感したほか、第２次まちづくり戦略ビジョンの中でも健康、ウェルネスを大きなテーマとしている」と背景を示した上で「誰もが健やかに暮らすことのできるまちを目指していきたい、健やかに過ごせる１年にしていきたいという思いをこの字に込めた」と説明した。

(札幌市 2024-01-10付)