札幌ドームでスポーツパーク　冬だからこそ運動を　多種多様な競技に挑戦

（札幌市 2024-01-19付）

チャレンジ！スポーツパーク

　冬季の運動機会確保に向けた新たなイベント「チャレンジ！スポーツパーク」が昨年１２月下旬の２日間、札幌ドームで開かれた。競技スポーツやアーバンスポーツ、学校スポーツ、パラスポーツなどを実施。雪が降ることで屋外でできなくなるスポーツなどもできるようにした。

　冬季に運動機会が減少する傾向にあることから、様々なスポーツを体験し、体を動かすことの楽しさを体感してもらうことを目的に新たに企画したイベント。雪が降ることで屋外でできなくなるスポーツなども盛り込んだ。実行委員会が主催で札幌市教委が後援。

　野球やサッカーなどの競技スポーツ、スケートボードやＢＭＸなどのアーバンスポーツ、学校スポーツやパラスポーツなど、１３種類に及ぶ子どもから大人まで楽しめる多彩なアクティビティブースを展開した。

　学校スポーツで実施した「なまら高い跳び箱」では、最大で２４段の高さに挑戦できるように整備。１０段から時間ごとに１段ずつ高くして、段階的に参加できるようにした。跳び箱の世界記録は２３段となっている。

　運営に携わった札幌市スポーツ局企画事業課振興係の藤本翔氏は「冬季で運動の機会が得られにくい状況で、このようなイベントが一つのきっかけになれば。１３種類の競技の中から興味を持って楽しんでほしい」と話した。

　跳び箱のブースにいた児童は「１段ずつ記録を伸ばせるのが楽しい。１３段を跳ぶことができたから、２４段まで挑戦したい」と笑顔を見せた。

(札幌市 2024-01-19付)