札幌市教委　６年度オリパラ教育　研究校１１６校程度を指定　オリンピアン招き講演会等

（札幌市 2024-03-11付）

　札幌市教委と札幌市スポーツ局は、６年度オリンピック・パラリンピック教育推進事業の実施内容を固めた。引き続き「オリンピアン・パラリンピアンや、その指導者等を学校に招いて講演会を行う学習に関する研究」など四つの研究課題を設定。研究推進校は、計１１６校程度を指定する見通しだ。

　事業は、オリンピック・パラリンピックの理念や価値への理解を深める教育について学校における実践的研究を行い、研究成果や検証結果等を普及・啓発するもの。「人間尊重の教育」「ふるさと札幌を心にもつ学び」「健やかな体の育成」など市の学校教育の充実に資することを目的としている。

　①オリンピアン・パラリンピアンや、その指導者等を学校に招いて講演会を行う学習に関する研究②オリンピアン・パラリンピアンや、学識経験者等を講師に招いて行う体験的な学習に関する研究③札幌オリンピックミュージアムを活用した学習に関する研究―に加え、５年度から④オンラインを活用した学習に関する研究―を新設し、四つの研究課題ついて取組を推進している。

　①と②は小・中学校、義務教育学校、高校、中等教育学校、特別支援学校が対象で各１８校程度を募集。③は小・中学校、義務教育学校、中等教育学校前期課程、特別支援学校７０校程度、④は小・中学校、義務教育学校、中等教育学校前期課程、特別支援学校１０校程度を募る。

　研究推進校は１３日まで募集しており、３月中に決定する見通し。

　６月以降、各研究推進校で実践研究に取り組む予定となっている。

(札幌市 2024-03-11付)