札幌野活研　６年度総会・研修会　林間学校　新規コース開発へ　５０周年記念で　増子会長再任も

（札幌市 2024-03-11付）

札幌野活研総会・研修会

　札幌市野外活動教育研究会は２日、ホテルライフォート札幌で６年度総会・研修会を開催した。林間学校５０周年を迎える９年度に向けて、組織体制を改編。林間学校５０周年記念プロジェクトを立ち上げ、新規コースプログラムの開発などに取り組む。役員改選では、月寒小学校長の増子義仁会長を再任した。

　開会に当たり増子会長は「これからの会の行く末を占う大事な機会。しっかりと話し合いながら、これからの方向性を皆さんでつくっていける総会になれば」と期待した。

　議事に移り、５年度活動報告や６年度活動計画について審議。

　９年度に林間学校５０周年を迎えるに当たり、６年度はその推進に向け「会の取組の明確化と組織改編」を重点に掲げた。

　具体的な取組として①林間学校の新しい姿の模索～新規プログラムの開発②林間学校での取組の「教育的価値」の発信～学校教育への還元③持続可能で円滑な組織運営―の３点に取り組むとした。

　現行の研究部、研修部、広報部、保健部の４部体制を一部休止し、新たに「林間学校５０周年記念プロジェクト」を発足。新規コースプログラム開発プロジェクト、成果還元プロジェクトの二つのプロジェクトを推進し、７年度から新たなプログラムによる林間学校をスタートさせる見通しとなっている。

　総会後の研修会では「野活研５０周年に向けた取組～理念・組織体制」をテーマに、これからの林間学校でどんなことをしたいかなどについて各グループで話し合った。

　６年度の役員はつぎのとおり。

＝敬称略＝

▽会長＝増子義仁（月寒小校長）

▽副会長＝石清水剛志（太平小校長）、石川直道（定山渓小校長）、岩崎重明（あやめ野小教頭）

▽事務局長＝長堀裕信（手稲北小校長）

▽事務局次長＝鈴木浩太（ひばりが丘小教頭）、佐藤宏充（西野小教頭）、秋田谷悟（有明小教頭）、境芳宏（手稲東小教頭）

(札幌市 2024-03-11付)