道中小企業家同友会札幌支部　札幌市が感謝状贈呈　災害遺児基金寄付で

（札幌市 2024-03-29付）

感謝状を手にする津村委員（中央）

　札幌市子ども未来局は２１日、同局で災害遺児基金への寄付に対する感謝状贈呈式を執り行った。山本健晴子ども未来局長が、一般社団法人道中小企業家同友会札幌支部未知の会の津村好範レクレーション実行委員長に感謝状を贈呈した。

　災害遺児基金は、事故や災害で親を失った遺児に将来の希望を与え、健全な育成と福祉の増進を図ることが目的。

　同団体は、これまでも子ども食堂への寄付などを行うとともに、前年度も災害遺児基金への寄付に協力していた。

　昨年９月には、会員企業を対象としたレクリエーションを開いて寄付を募った。趣旨に賛同した会員から集まった２１万８４００円を寄付した。

　当日、津村委員長と渡邊陽一副委員長が同局を訪れ、感謝状を受け取った。

　津村委員長は「レクリエーションを通じて、子どもたちと大人の交流だけではなく子どもたち同士での交流も広められた。子どもたちの思い出をつくることができた」と話した。

　山本局長は「子どもたちのために、温かい気持ちを集めていただいた。ぜひ有効に活用したい」と謝意を示した。

(札幌市 2024-03-29付)