札幌市中学校教頭会　総会・研修会　会長に杉田氏　南が丘中　１１月１１日に全日研修会

（札幌市 2024-04-26付）

杉田新会長

　札幌市中学校教頭会は２２日、ホテルライフォート札幌で６年度総会・研修会を開催した。１１月１１日に全日研修会を開催することや、８年度開催を予定している全国公立学校教頭会研究大会札幌大会の準備を進めることを確認した。役員改選では、新会長に南が丘中学校の杉田勝教頭を選出した。

　冒頭、田中健児会長があいさつ。「本年度を笑顔で元気に過ごしたい。総会や研修活動を通じて教頭先生同士が親しみを持ってつながり、相談し合い、気軽に話しができる仲間でありたい」と述べた。

　つぎに、札幌市教委の喜多山篤児童生徒担当部長、札幌市中学校長会の秀島起也会長が祝辞。教頭会のさらなる活躍・発展に期待を寄せた。

　議事では、５年度事業報告、会計決算、会計監査報告を承認したあと、６年度活動方針や事業計画などを審議。

　活動方針は「研修活動の一層の充実を図り、教頭の職能向上に努める」「日常業務における明朗かつ調和のある組織的な活動の一層の強化を図り、全員の連帯感の高揚に努める」などの５点を掲げた。

　事業計画では①職能向上のための調査および研修活動②生徒の指導にかかわる活動―など四つの大要を確認した。

　研究計画では、３ヵ年継続研究「未来を切り拓く力を育む魅力ある学校づくり～夢と志をもち未来を切り拓く力を育む活力ある学校づくりの推進」の２年次として、各研究部の運営方針、重点、業務内容などを決定。９月２０日に開催する道公立学校教頭会研究大会渡島大会への参加や、１１月１１日に全日研修会を開催することを申し合わせた。

　また、８年度全国公立学校教頭会研究大会札幌大会に向けては、５月以降運営事務局を開設し、シンボルマークや講演会の講師などの詳細を決めていくとした。

　役員改選では、新会長に南が丘中の杉田教頭を選出。杉田新会長は「教頭同士の横のつながりが大切。全国公立学校教頭会研究大会札幌大会の足掛かりになるよう力を尽くす」と意気込んだ。

　本年度役員はつぎのとおり。

＝全員新任、敬称略＝

▽会長＝杉田勝（南が丘中）

▽副会長＝小熊剛彰（明園中）、新谷和彦（平岡中）

▽事務局長＝平井歩（八条中）

▽事務局次長＝保格諭（白石中）、一関浩（陵陽中）

▽会計経理＝岡崎麻衣子（北栄中）、押切智哉（福井野中）

(札幌市 2024-04-26付)