札小英研 ６年度総会　会長に加藤氏 新琴似南小　９月３０日に研究大会開催

（札幌市 2024-05-20付）

加藤新会長

　札幌市小学校英語教育実践研究会（札小英研）は１５日、ホテルライフォート札幌で６年度総会を開催した。９月３０日に研究大会を開催するなどの年間事業計画を確認。役員改選では、新会長に新琴似南小学校の加藤勝宏校長を選出した。

　開会あいさつに立った関敏明会長は、道小学校英語教育研究会（北小英研）第１回研究大会の開催、道小学校・中学校・高校英語教育研究大会（小中高英研）への初の参画など５年度の活動に触れた。授業公開や運営に携わった教員に謝意を示し「多くの先生の力を借りて、本会の底力を感じることができた」と振り返った。

　「６年度は、もう一歩大きく前進する年になる。体制を一新し、皆さんの心を一つにして進んでいければ」と述べた。

　議事に移り、５年度事業、各部業務、会計決算報告を承認したあと、６年度の計画について審議。

　９月３０日に第２回北小英研札幌大会兼第８回札小英研研究大会を開催するとともに、１１月２２日に開かれる第６５回小中高英研に参加し、研鑚を深めていくことを確認した。

　このほか、８月２２日に夏の学習会、来年１月８日に冬の学習会をいずれも新琴似南小で行うことを示した。

　役員改選では、新会長に新琴似南小の加藤校長を選出。加藤新会長は、同会の設立から９年を迎えたことに触れ、専科教員やＡＬＴの配置拡大、ＩＣＴを活用した教材等の充実など、英語教育を取り巻く環境が変化している中「足元と目指す方向はぶれずに、状況の変化に対応するしなやかさも持った研究会にしていきたい」と抱負を述べた。

　研究大会、小中高英研という二大事業を軸に、本年度の活動を推進していく考えを示した。

　６年度の役員はつぎのとおり。

＝全員校長、敬称略＝

▽会長＝加藤勝宏（新琴似南小）―新

▽副会長＝小野純一（西白石小）、菅野牧子（山の手南小）―新

▽監査＝大道弘孝（北野台中）―新

▽事務局長＝岩村鋭介（駒岡小）―新

(札幌市 2024-05-20付)