快適な通用路を整備　八雲高で建設企業のツバメ工業

（学校 2024-05-24付）

　【函館発】八雲高校（円山健一校長）で１７日、八雲町内の建設企業ツバメ工業（株）（見崎久資社長）が、同校の通用路整備に取り組んだ。地域貢献活動の一環。敷地内の砂利道が整備された快適な環境に、円山校長は感謝の意を表した。

　今回、作業を行ったのは同校の正門をくぐり、右手に位置する同窓会館「さらんべ会館」前から役場庁舎側へ抜けることができる通用路。その利便性から生徒はもとより地域住民も多く利用している砂利道となっている。

　同社は、振動などの影響が生徒の授業に支障を来さないよう配慮し、早朝から重機を稼働。長年の経年劣化などで凹凸が出来上がった幅約５㍍、延長約１５０㍍区間の作業に急ピッチで取り組んだ。

　雨が降るなど、あいにくの天候だったものの、路面状況を勘案し、モータグレーダー、タンデムローラー、タイヤローラーの重機を駆使。作業に当たった７人が細部までチェックしながらきれいに仕上げた。

　円山校長は「凹凸が多く、雨上がりには水たまりができ非常に不便だった。おかげで生徒、職員、さらに地域の方も快適に通ることができ大変感謝している」と話した。

　後日には、円山校長から見崎社長へ感謝状が贈られた。

(学校 2024-05-24付)