札幌国際理解教育研究会が総会 来年2月に全市大会 7月には夏の学習会開催(札幌市 2024-06-26付)
札幌国際理解教育研究会は17日、白石区民センターで6年度定期総会を開催した。来年2月に全市研究大会を開催するなど、6年度事業計画を承認した。
開会に当たり大道弘孝会長は、環境・人権問題、戦争などの国際的な課題に直面する中、解決に向けて「これからの社会を担う子どもたちが主体的に行動できる姿を目指し、対話を通して生き生きと学び合う授業づくりを進めていきたい」と述べた。
6年度の活動方針は「国際的な視野に立って国際社会に貢献できる日本人の育成を目指す」とし、道国際理解教育研究協議会の第14次研究に基づく取組などを進めていく。
活動の重点は①研究主題「多様な世界に関わり続ける行動力を身に付けた児童生徒の育成」のもと「未来へ向けて、主体的に行動する児童生徒」を国際理解教育の場を通して育てる②会員の研修の機会を広げ、学ぶ研究集団を目指す③会員の活動が活発になるよう会の運営を工夫していく―の3点を掲げた。
7月に夏の学習会、来年2月に全市研究大会を開催する予定だ。
役員改選は、4月に承認済み。北野台中学校長の大道会長を再任した。
6年度の役員はつぎのとおり。
=敬称略=
▽会長=大道弘孝(北野台中校長)
▽副会長=井上博文(宮の森中校長)、岩村鋭介(駒岡小校長)
▽監査=數野陽子(光陽小教頭)―新
▽事務局長=小野純一(西白石小校長)
(札幌市 2024-06-26付)
その他の記事( 札幌市)
札幌北野台中 レバンガ特別授業 夢に向かって努力して 折茂氏らとバスケ体験など
札幌市立北野台中学校(大道弘孝校長)で6月21日、日本生命保険相互会社主催のDREAM HOOP PROJECTが開かれた。レバンガ北海道の折茂武彦氏、桜井良太氏、菊地広人氏が来校。バスケ...(2024-07-01) 全て読む
札幌市教委 給食室の暑さ対策 空調服やエアコン検討 モデル校に導入で効果検証
札幌市教委は、昨年の記録的な猛暑を受け、給食室の効果的な暑さ対策について検討する。モデル校4校の協力を得て、1校に厨房用エアコン、3校にファン付きの空調服を導入。各方法の効果を検証し、今後...(2024-06-28) 全て読む
札幌篠路小で出前授業 汚水浄化の工程学ぶ 下水道科学館職員招き
札幌市立篠路小学校(千葉剛禎校長)は24日、札幌市下水道科学館の職員を招いて出前授業を開いた。4年生社会科の一環。児童たちは、汚水を浄化する工程や雨水の排水機能など、下水道が果たす役割への...(2024-06-28) 全て読む
札幌市・山根教育長 就任インタビュー 管理職研修充実、中核教員育成へ 課題解決へ組織的対応を
札幌市教委は、全ての教育活動を貫く重点に「子どもの声を聴く」を掲げ、課題探究的な学習、自治的な活動などを推進している。本紙では、5月25日付で就任した山根直樹教育長に、市における教育課題や...(2024-06-27) 全て読む
元校長の“学校アップデート!” №9 役割意識で動く職員を育てる
「その仕事は、私の仕事ではありません」。職場には、分担された仕事以外の業務は、自分の仕事ではないと思っている職員がいるものです。学校の業務の中には、分担されていないけれど誰かが行っている業...(2024-06-26) 全て読む
札幌市立高間連携 ミラスキ 7月15日まで参加受付 起業家教育プログラム展開
札幌市立高校学校間連携指定事業「Future Skills 2024 U―18(ミラスキ)」の参加生徒の募集が始まった。7月22日に開催する説明会・交流イベントを皮切りに、起業家教育プログ...(2024-06-26) 全て読む
リサイクル堆肥の栽培作物提供 安全なレタスで元気に 札幌市教委 二条小の給食に
札幌市教委が推進するさっぽろ学校給食フードリサイクル事業の一環として、フードリサイクル堆肥を使用して栽培した作物の提供が24日から始まった。二条小学校(石川篤司校長)では、レタスを使ったタ...(2024-06-26) 全て読む
5年度児童虐待対応状況 速報値 398件増の2627件 札幌市 一時保護は999件
札幌市児童相談所は、5年度の児童虐待対応状況(速報値)をまとめた。虐待被害を認定した件数は、前年度比398件増の2627件。現在の算出方法となった平成26年度以降、最多を記録した。保護者か...(2024-06-26) 全て読む
札幌市立中1年生の山田さん バレエ国際大会で1位 将来はオペラ座の舞台に
札幌市立中学校1年生の山田優七さんが、バレエの国際大会「ユースアメリカグランプリ2024」のプリコンペティティブ部門のクラシックで1位に入賞する快挙を達成した。19日、市役所を訪問し、秋元...(2024-06-25) 全て読む
札幌市子ども未来局が事業開始 ヤングケアラーを支援 対象世帯訪問し家事等援助
札幌市子ども未来局は本年度、ヤングケアラーがいる世帯に対する訪問支援事業を開始した。訪問支援員が対象世帯の家事や育児、家族の世話などを援助し、ヤングケアラーの負担軽減などを図る。 こと...(2024-06-25) 全て読む