道進協 役員総会・理事研 会長に札工高・諸橋氏 9月に全国大会道大会開催
(関係団体 2024-07-03付)

道高校進路指導協議会・諸橋会長
あいさつに立つ諸橋会長

 道高校進路指導協議会(道進協)は6月21日、札幌工業高校で役員総会および第1回理事研究協議会を開催した。9月19日から2日間、北海商科大学で第30回全国進学指導研究大会北海道大会を開催することなどを盛り込んだ本年度事業計画を決定。役員改選では、新会長に札幌工業高の諸橋宏明校長を選出した。

 高校における進路指導に関する諸問題について連絡調整、研究協議を行い、教育の充実・発展に資することを目的に、道内高校を会員として組織しているもの。

 会合には、事務局および各支部役員をはじめ、道教委、道経済部、道労働局、道私立専修学校各種連合会(北専各連)の担当者ら約40人が出席した。

 諸橋会長はあいさつで、第30回全国進学指導研究大会北海道大会が開かれることに言及し「大会開催に向けた準備等への協力をお願いしたい」と呼びかけた。

 議事では、5年度事業報告・会計決算報告を承認したあと、6年度事業計画案を審議した。

 事業計画をみると①組織の活性化②全国高校進路指導協議会との連携・協力の強化③キャリア教育の充実に関する研究の強化④大学および専修学校・各種学校進学、就職に関する諸問題の検討―などに取り組むことを確認。9月19、20日の2日間、北海商科大で第30回全国進学指導研究大会北海道大会、来年3月27日にオンラインで第46回進路学習セミナーを開催することなどを盛り込んだ。

 進学・就職指導研究委員会の研究テーマについては、今後検討を重ね、年度内のアンケート結果取りまとめに努めることを申し合わせた。

 役員総会後には、第1回理事研究協議会を開催。道教委、道経済部、道労働局、北専各連の担当者が公立高校卒業者における進路状況、卒業後3年以内の離職率、進路指導の充実に向けた各関係機関の取組などを説明した。

 本年度役員はつぎのとおり。=敬称略=

▽会長=諸橋宏明(札幌工業校長)―新

▽副会長=深澤健(室蘭清水丘校長)―新、能登啓児(札幌丘珠校長)―新、相馬利幸(札幌西校長)―新、澤田信夫(札幌東商業校長)、新居大輔(札幌東豊教諭)、小日向昭(札幌英藍教諭)―新

▽監査=尾﨑茂樹(市立札幌旭丘校長)、杉ノ原是(札幌北陵教諭)―新

▽事務局長=梶邦明(札幌工業主幹教諭)―新

(関係団体 2024-07-03付)

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