道公立学校事務職員協会が総会　会長に札幌月寒高・武田氏　８月６日オンラインで研究大会

（関係団体 2024-07-04付）

武田明新会長

　道公立学校事務職員協会は６月２６日、ホテルライフォート札幌を主会場に、第７７回定期総会をオンラインで開催した。８月６日にオンラインで第７６回研究大会を開くことなどを盛り込んだ事業計画を決定。会員相互のさらなる交流促進を期待した。役員改選では、新会長に札幌月寒高校の武田明事務長を選出した。

　大平貢弘会長はあいさつで、簡易型エアコンの整備に触れ、電気容量の不足や予算によって台数制限を余儀なくされるなど「対応に苦慮する状況ではあるが、生徒、教職員の健康のために尽力いただきたい」と呼びかけた。

　その上で、本年度の取組に当たって①会員同士の交流・情報交換の機会確保②全道大会への積極的な参加―の２点を要請した。

　全国協会活動の参加休止を踏まえ「活動再開以前に、コロナ禍で停滞した北海道の活動基盤を立て直すことが最重要」と強調。会員同士の交流や情報交換の場を積極的に設けることで、本部・支部活動の活性化、若手職員の離職防止につながるとの考えを示した。

　議事では、５年度事業報告、会計決算報告を承認したあと、６年度事業計画案などを審議した。

　事業計画をみると、８月６日に第７６回研究大会を開催することを決定。ホテルライフォート札幌を拠点に、各支部が拠点校に集合し、オンラインで参加する方式を採用する。内容は、就学支援金、就学奨励費に関する解説や意見交換などを予定。大会後には、会員同士の情報交換および交流に資する各支部活動の機会を設ける。

　また、７月以降に４回の理事研究協議会開催を決定。１２月上旬には、第２回評議員研究協議会を開催する。

　ホームページの充実に向けて、情報収集に一層努めることを盛り込むとともに、本部および支部の活発な情報交換へズームを効果的に活用、会報および支部だよりの発行に努めることなどを決めた。

　役員改選では、新会長に札幌月寒高の武田事務長を選出。武田新会長は、第７６回研究大会の開催に全力を注ぐとともに、協会の設立目的を踏まえ「時代に即した事業を会員と共に考えていきたい」と述べた。

　本年度役員はつぎのとおり。＝敬称略＝

▽会長＝武田明（札幌月寒高事務長）―新

▽副会長＝泉恵嗣（札幌白石高事務長）、盛信之（札幌手稲高事務長）

▽事務局長＝丸橋均（札幌あいの里高等支援事務長）―新

▽監事＝山腰修史（岩見沢農業高事務長）―新、坪井健吾（市立札幌大通高事務長）

(関係団体 2024-07-04付)