高校配置計画地域別検討協〈胆振西〉 未来見据え柔軟な対応を 中卒者減で小規模化に懸念(道・道教委 2024-07-30付)
第2回学校配置計画協議会(胆振西)
【室蘭発】道教委は16日、第2回公立学校配置計画地域別検討協議会(胆振西学区)をオンラインで開催した。学区内の教育関係者35人が参加。公立高校配置計画案や高校の情報発信に向けた効果的な取組について検討・協議した。参加者からは「中学卒業者の急速な減少によって高校の小規模化が進んでいる。未来を見据えた柔軟な対応を検討する必要がある」などの意見が上がった。
開催に当たって、胆振教育局の髙橋宏明局長は「公立学校配置計画において、7・8年度の変更点や9年度の計画案など4年間の見通しについて検討・協議を行う。貴重な意見を聞かせてほしい」と忌憚のない意見を求めた。
続いて 道教委高校教育課の中村芳宏課長補佐が公立高校配置における7~9年度の計画案を説明。また、高校の情報発信に向けた取組について全国で実施された効果的な取組を紹介した。
参加者からは「長期的な目で見て、柔軟な検討をしていく必要がある」「このまま中学卒業者減が見込まれるのであれば、対象の学校のみではなく周辺地域を巻き込んで定員調整や学校づくりを検討していかなければならない」などの意見が上がった。
(道・道教委 2024-07-30付)
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