道工業高校フェスタ２０２４　ものづくりは楽しいよ　工作教室や操作体験など

（学校 2024-08-09付）

道工業高校フェスタ

　道高校工業クラブ連盟主催の工業高校フェスタ２０２４が１日、アリオ札幌を会場に開かれた。小学生低学年向けのものづくり工作教室やものづくり操作体験などを展開。工業高校の生徒が地域の子どもたちとの触れ合いなどを通して、工業高校の魅力を発信した。

　フェスタは、北海道の工業科設置校の取組や活躍を広く紹介し、将来、工業高校へ進学促進を図ることが目的。また、生徒が市民との触れ合いを通じて、実践力や社会性の向上を図ることをねらった。

　この日は、２００人を超える小学生が来場。札幌琴似工業高校全日制の生徒、札幌工業高校定時制の生徒合わせて約４０人が運営を務めた。

　特設会場には約２０のブースを設置し、ものづくり工作教室やものづくり操作体験、工業高校生作品展示などを行った。

　ものづくり工作教室では、小学校低学年児童がスライム作りや電子工作など様々な工作に挑戦。

　ものづくり操作体験では、ロボットやラジコンなどを楽しく操作する体験を行った。

　工業高校生作品展示では、道内の工業高校生が実習や課題研究で製作した作品を展示した。

　来場者は「子どもが興味を持って、自ら触ったり体験したいと言ってブースに入った。子どものものづくりへの興味や好奇心の高揚につながり、大変良い取組だと思った」「親や親戚に札幌工業出身がおり、昔から工業高校に好印象を持っている」などと話した。

(学校 2024-08-09付)