じもと×しごと考える　檜山北高　企業見学会

（学校 2024-08-22付）

檜山北高・企業見学会

　【函館発】檜山北高校（山田延彦校長）はこのほど、「じもと×しごと企業見学会」を実施した。１５の企業・団体・官公庁が協力。２年生５９人が事業所等を訪れ、業務説明や職場見学などに臨んだ。

　檜山振興局産業振興部商工労働観光課と協働した新企画。企業説明を主として６月中旬に同校で開催した「じもと×しごと応援フェア」に続き、地域の産業や企業等に関して深く知る機会を設けるために企業見学会を実施。生徒が今後の進路を考えるためのきっかけづくりを目的としている。

　生徒たちは、せたな町役場、せたな警察署、せたな消防署、瀬棚海上保安署、自衛隊、日本郵便、林業担い手確保推進協議会、せたな営農センターなどの官公庁・団体、建設業、介護施設、医療機関から二つを選択。

　地域の事業所を訪問し、業務説明や若手職員との懇談、職場見学などのミニインターンシップを体験した。

　参加した生徒は「説明会とは違い、実際の仕事を体験でき、やりがいを感じることができた」「町民をサポートし生活を支えているとあらためて大切な仕事と分かった」と振り返った。

　山田校長は「地域が子どもたちのために機会を提供し、子どもたちの進路の門戸が開かれ、さらに深まった」と行政や地域の協力に謝意を示した。

(学校 2024-08-22付)