セガと連携しプログラミング講座　２８日から中学生対象に　ｅスポーツ選手招き全８回　札幌市教委

（札幌市 2024-09-03付）

　札幌市教委は、部活動の地域移行に向けたモデル事業として、コンシューマ事業などを展開する㈱セガと連携し、中学生向けプログラミング講座を２８日から実施する。「ぷよぷよ」を題材としたプログラミング教材を使った全８回の講座を展開。プロｅスポーツ選手を講師に迎え、文化活動であるｅスポーツやプログラミングの活動機会を提供する。

　文化庁「地域文化クラブ活動実証事業」の採択を受けて実施するもの。

　市教委とセガは４年１２月、連携協定を締結。同社のゲーム事業やジャパン・ｅスポーツ・プロライセンス公認タイトル「ぷよぷよ」のｅスポーツ×エデュテイメント活動を通して培ったノウハウ、資産を活用した取組を推進している。

　これに基づき、今回のモデル事業を実施した。

　ぷよぷよを題材にした教材を使って、ＨＴＭＬやジャバスクリプトなどのプログラミング学習を行う。ぷよぷよプロプレイヤーなどとして活躍するｅスポーツ選手のぴぽにあさんが講師を務め、夢に向かって努力することの大切さなどを伝え、将来のキャリアについて考えるきっかけを提供する。

　土曜午前、土曜午後、日曜午前、日曜午後の４クラスを用意し、来年２月までにそれぞれ全８回の講座を開催する。

　市内のちえりあを会場とする対面開催と、オンライン開催を組み合わせて行う。

　定員は各クラス３０人。申し込みは、特設サイトhttps://puyo.sega.jp/program_2020/sapporo/から１６日まで受け付けている。

(札幌市 2024-09-03付)