自動車速度抑制へ可搬型ハンプ　栄町小通学路に設置　札幌市など　１０月１４日まで

（札幌市 2024-09-11付）

可搬型ハンプ設置個所

　札幌市は、開発局札幌開発建設部と連携し、１６日から栄町小学校の通学路に自動車の速度抑制を目的とした可搬型ハンプを試験的に設置する。速度抑制の効果を検証し、通学する児童の交通安全確保を目指すためのもの。設置期間は１０月１４日まで。

　本年度、同校の通学路に横断道路が新設されたことを受けた対応。市内では通学路区間を抜け道として利用する自動車が多く、速度の速い自動車が通過することが交通安全上の課題となっていた。

　今回設置する可搬型ハンプは、仮設用として設置・撤去が可能なゴム製の設備。車道に意図的に凸部を設けることで、車両への注意喚起や走行速度を低減させるなどの効果が期待できる。

　今回設置する場所は市道日の丸２１号線（東区北３６条東１３丁目）。信号のない直線道路で、速度を落とさずに通行する自動車と通学児童との交通事故が懸念されているため、市と札幌開建が交通安全対策の強化を進めるとともに、約１ヵ月間の試験的設置による効果検証を行う。

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可搬型ハンプ設置後

(札幌市 2024-09-11付)