危機管理、子の心などテーマに 札幌など3会場で開催 健康教育推進へ研究協議会
(道・道教委 2024-09-13付)

 道教委は、6年度健康教育推進研究協議会の開催日程をまとめた。24日に札幌市内の道第二水産ビルでの開催を皮切りに、函館市、釧路市の3会場で順次開催。各会場では有識者による講義を実施するほか、演習・協議を通して健康教育推進の方策を学ぶ。

 協議会は、健康教育推進の方策を学び、学校の健康教育や食育の充実を図るため5年度から開始。参加対象は養護教諭・栄養教諭のほか、校長、副校長、教頭、保健体育科教諭、教育局・市町村教委の指導主事など健康教育・食育を担当する職員など。管内の参加者は原則集合、管外の参加者はオンラインまたは集合形式で参加する。

 石狩・後志会場の研究協議会のテーマは「危機管理」。帯広農業高校の寺嶋理恵子養護教諭が熱中症対策や事件発生時の心のケアをテーマに講演するほか、真駒内キッズクリニック小児アレルギーエデュケーターの大竹由香穂氏、浜頓別町教委の泉大吾教育長が食物アレルギー、窒息事故をテーマに発表する。

 渡島・檜山会場のテーマは「生活習慣」。國學院大學人間開発部子ども支援学科の青木康太朗教授による講演、函館市立北中学校の杉澤美里栄養教諭、室蘭栄高校の伴野美穂養護教諭による発表を通し、望ましい生活習慣の定着に向けて理解を深める。

 釧路・根室会場のテーマは「子どもたちの心」。北海道医療大学心理科学部長の冨家直明氏による講義、道教育大学附属札幌小学校の中本亜希栄養教諭、遠軽高校の石川かおり養護教諭による実践発表を行うほか、「チーム学校で心を育てるプラン」をテーマに協議・演習する。

 各会場の日程等はつぎのとおり(いずれも開始時間は午前10時)。

▽石狩・後志会場=9月24日、札幌市内道第二水産ビル

▽渡島・檜山会場=10月7日、函館市亀田交流プラザ

▽釧路・根室会場=11月11日、釧路センチュリーキャッスルホテル

(道・道教委 2024-09-13付)

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