道高校長協会商業部会 第13回フェア 上商気流 各校がPR 自校開発商品や特産品販売(道・道教委 2024-09-20付)
第13回道高校商業教育フェア
道高校長協会商業部会(部会長・澤田信夫札幌東商業高校長)は13日から2日間、札幌市内の新さっぽろサンピアザで第13回道高校商業教育フェアを開いた。全道の商業に関する学科で学ぶ生徒140人が参加し、地域住民や観光客などに対して自分たちで開発した商品や地域の特産品などを販売。2日目には、道教委の中島俊明教育長が会場を訪れ、懸命に自校の商品を売り込む生徒たちにねぎらいの言葉をかけた。
フェアは、道内高校の商業に関する学科で学ぶ生徒が商品開発や販売等に関する学習活動の成果を発表するとともに、他校の生徒や道民との交流を通して、コミュニケーションやプレゼンテーション能力を高めることをねらいに開催しているもの。
13回目を迎えた今回は、全道から19校、140人の生徒が参加。販売品目は179品目で、うち生徒開発商品は43品目に上る。
フェアのキャッチフレーズ「上商気流~創造の共有と発想の転換で創る未来」は、網走桂陽高校の桜井稀介さん、越智優月さんが考案した作品。ポスター原画は、留萌高校の浮田蒼來さんの作品が採用された。
会場で生徒たちは、来場した地域住民や観光客らに対して「いらっしゃいませ」「いかがですか」などとと大きな声で接客し、自分たちで開発した商品や仕入れた特産品などを販売。商品の説明などを通して、コミュニケーションやプレゼンテーション能力を高めた。
うち商業科が本年度入学者選抜から募集停止となり、8年度で廃止となる利尻高校では「利尻こんべー」など様々な地域の特産品を販売。商業科最後の学年となる2年生の渡邊拓斗さんは「最後の商業科なので仕入れた商品を完売させたい」と意気込みを語り「利尻島で取れたコンブの良さや魅力を道民の皆さんにぜひ知ってほしい」と胸を張った。
2日目には、中島教育長が会場を訪れ、各校の商品を購入するとともに、商品のPRに精を出す生徒たちにねぎらいの言葉をかけた。
(道・道教委 2024-09-20付)
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