テニス全国大会で札幌厚別北中　男子ダブルスで優勝　長谷川さん、岡島さん快挙

（札幌市 2024-09-26付）

（左から）秋元市長、岡島さん、長谷川さん、佐藤コーチ

　札幌市立厚別北中学校の長谷川瑛人さんと岡島夕朔さん（いずれも３年）が８月に富山県で開催された「第５１回全国中学生テニス選手権大会」に出場し、男子ダブルスで優勝した。１９日、「スポーツフィールドキャロット」コーチの佐藤健一郎さんと共に秋元克広市長を表敬訪問し、今後の意気込みなどを表明した。

長谷川さんと岡島さんはシングルスで道内１位２位を競い合う幼少期からのライバルだった。

　大会ではシングルスとダブルスを兼ねて出場することができないこと、上位２人が同じ中学ということもあり、佐藤コーチの勧めがきっかけでペアを結成した。

大会では予選を勝ち抜いた選手が集う中、４勝し全国優勝を果たした。長谷川さんは「一回戦の相手がとても強敵だったが決意で勝ち取ることができ、その後も勝利の経験をもとに勝ち続けられた」と振り返る。

長谷川さんは「１０月に行われる大会においても優勝を果たし、海外遠征を視野に入れて練習に励んでいきたい」と表明。

岡島さんは「全国大会出場を経験したことでそれまで出会うことのない新しい友人ができた。けがをすることのない体づくりをしていく」と述べた。

　秋元市長は「シングルスとは異なる未経験でのダブルスで素晴らしい快進撃」とたたえ、今後のさらなる飛躍に期待を寄せた。

(札幌市 2024-09-26付)