横のつながり強める　札幌市立高・特副校長・教頭会　第３回研究協

（札幌市 2024-09-25付）

　札幌市立高校・特別支援学校副校長・教頭会（杉本式史会長）は１９日、市立札幌みなみの杜高等支援学校で第３回研究協議会を開いた。市立高校・特別支援学校の教頭と副校長ら約２０人が出席し、次年度の入学者選抜業務の方向性や病気療養、不登校生徒に対するオンライン対応などの今後の見通しを確認した。

　開会に当たり、杉本会長は「交流によって心に潤いをもたらす機会になると思う。横のつながりを強める場とするため、活発に意見交換できれば」と呼びかけた。

　協議では、第４回研究協議会の教育講演会のほか、１２月と３月の教育懇談会について今後の方針などを確認。各委員会等の報告では、生徒会リーダー交流会の本年度の在り方などを説明したほか、７年度に石狩管内主管で開かれる全国教頭・副校長会道大会について運営の協力を求めた。

　市立高校プレゼンテーション２０２４の実施概要は西野功泰指導主事が説明。ことしは札幌文化芸術交流センターＳＣＡＲＴＳで行い、探究の発表を一部ポスターセッション方式とすることを周知した。

　教育課程担当課の久保和也指導主事は高校入学者選抜業務について業務に関する説明会やウェブ出願の方式などの方向性を説明。協議・報告後は参加者が心の健康観察アプリ「シャボテンログ」の運用進捗状況や病気療養、不登校生徒に対するオンライン対応について各校における実態や今後の予定を情報交流した。

　第４回協議会は１２月２５日、市立札幌大通高校で開く。

(札幌市 2024-09-25付)