建設企業に感謝状　札幌小野幌小　環境整備等で

（札幌市 2024-09-24付）

澁谷氏と近藤校長（右）

　札幌市立小野幌小学校（近藤伸明校長）は８月下旬、建設企業スミセキ・コンテック（株）（札幌、秋山淳社長）にボランティア活動に対する感謝状を贈った。同校敷地内に「ケンケンパ」遊び用の輪を設置したことと、同社の工事現場に児童の絵を掲示したことに対するもの。近藤校長が活動を担当した同社建設事業部担当部長の澁谷邦夫氏に感謝状を贈り、子どもたちへの善意に謝意を示した。

　同社は現在、札幌市交通局発注「新さっぽろ駅エレベーター設置土木工事」（現場代理人・澁谷氏）を施工している。「工事でお世話になっている地域に恩返しを」と考え、現場に近い同校にボランティア活動の実施を申し出た。

　同校と活動内容を相談する中で、子どもたちの体力向上を目的としてケンケンパ遊びのためのラインを引くことに。

　８月６日に作業し、校庭前の敷地に４列分の輪を設置した。また、同工事の現場に１・２年生の絵画作品を掲示する取組を行っている。

　この日は、澁谷氏が同校を訪問し、近藤校長から感謝状を受け取った。

　近藤校長は「子どもたちに還元できるものを、ということで設置してもらった。体力づくりの場になっており、非常に感謝している」と述べた。また、工事現場に子どもたちの絵を掲示する取組にも言及。児童や保護者に喜ばれていると伝えた。

　澁谷氏は「子どもたちに喜んでもらえたら、われわれとしても励みになる。今後もこうした活動を継続していきたい」と話した。

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児童の絵を現場仮囲いに掲示

(札幌市 2024-09-24付)