旭川中央中　開校１０周年記念式典　次代の旭川担う人材へ　新たな伝統と歴史刻んで

（学校 2024-10-02付）

記念式典で吹奏楽部が演奏を披露

　【旭川発】旭川市立中央中学校（工藤亘校長）は９月１８日、同校で開校１０周年記念式典を執り行った。全校生徒３５１人をはじめ、初代校長の本間正彦氏ら歴代校長が来賓として出席。工藤校長は、校訓に次代の旭川を担う人材として育ってほしい願いが込められていることなどに触れ「１０周年を節目に、２０年、３０年と歴史を積み重ね、将来の旭川人を育てていく」と決意を新たにした。

　同校は平成２７年、学区が隣接する旧旭川市立常盤中学校と旧聖園中学校、旧北都中学校の３校が統合して開校。校舎は旧常盤中の跡地に建設され、旭川市の中心部に位置することから「中央中学校」と名付けられた。

　式典では、冒頭に工藤校長が式辞。同校の校訓「人として」には、自立した人間に育ってほしいことや次代の旭川を担う人材として育ってほしい願いが込められていることを紹介し「１０周年を節目に、２０年、３０年と歴史を積み重ねていき、将来の旭川人を育てていく所存だ」と決意を語った。

　続いて、来賓を代表して初代校長の本間氏が祝辞。旧常盤中時代から続く買物公園通の彫刻清掃など前身校から引き継いだ伝統行事が続いていることをたたえ「これからも新たな伝統と歴史を刻んで」と、生徒たちに呼びかけた。

　来賓祝辞のあとに「中央中１０年アフタービフォー」と題して、１０年間の軌跡をプロジェクターで紹介。開校式の様子や建設途中の現校舎の写真、１０年間に行った学校行事を収めた映像などを見て、これまでの歴史を振り返った。

　最後に、中央中吹奏楽部が演奏。アイドルグループ「嵐」の「Ａ・ＲＡ・ＳＨＩ」の演奏に合わせて部員が踊るなど、ユニークなパフォーマンスを披露した。

(学校 2024-10-02付)