地元企業３社に感謝状　稚内高　野球部グラウンド整備

（学校 2024-10-04付）

【稚内発】稚内高校（矢橋佳之校長）は１日、野球部グラウンドの整備ボランティアに対する感謝状贈呈式を執り行った。山本建設㈱（稚内、大森薫社長）、㈱抜海運送（稚内、山本博文社長）、㈱ミナト（稚内、大谷尚社長）の代表者に矢橋校長が感謝状を授与。今後も、生徒の活動を支える学校現場への継続した協力を求めた。

　グラウンドは、日常の練習に加えて地域特有の強風の影響もあり、地域の協力を受けて数年単位で土入れを実施している。

　今回は、抜海運送が土を提供。土入れ作業を山本建設とミナトが担った。作業当日は、大森社長をはじめ３人が参加。グラウンドで特に土が薄くなっている部分に土をかぶせ、ローラーやトンボなどを使用して丁寧に整地した。

　同校は、活動への謝意を示すため感謝状を贈呈することとした。贈呈式では、大森社長、山本社長、髙橋憲一専務の３人が来校。矢橋校長が感謝状を手渡し、謝意を伝えた。

　矢橋校長は「ことしの大会では結果を残すことができなかった。来年は結果で返せるようにしたい」と述べた。

　山本社長は「頑張っている部員を支えたいという気持ちから。選手が練習に励んでくれれば」と生徒の成長に期待を寄せた。

(学校 2024-10-04付)