―未来育む札幌の学校―　校長室から―もっと“すてき”があふれる学校　町内会主催の夏休みラジオ体操　札幌市立 光陽小学校　髙橋 直之 校長

（札幌市 2024-10-16付）

髙橋直之校長

▼わが校の強み

　本校は昭和４３年に新琴似小学校から分離し開校しました。５６年前に誕生した旧校舎から３月末に引っ越しし、４月から新しい校舎での生活が始まったところです。

　今月１１日には、新校舎落成式典を挙行し、新校舎元年を祝い、大切に使用する思いを確かめ合いました。

　歴史と伝統を大切にしながら、新しい時代を創ろうと児童、保護者、地域の方々と共に、教職員が一丸となって取り組んでいます。

▼児童の成長に向けて

　校区は新琴似連合町内会と新琴似西連合町内会に属しています。

　町内会ごとにラジオ体操、夏祭り、盆踊り、運動会、文化祭などが催され、本校児童も大勢参加しています。地域と連携しながら児童の健全育成を目指します。

　これから、パートナー校の光陽中学校とコミュニティ・スクールの動きをはじめ「地域とともにある学校づくり」を推進していきます。

▼授業づくりの工夫

　研究主題「自分のよさを生かし、高め合う子の育成」を掲げ、児童の「主体的・対話的で深い学び」につながる教材化と教師の関わりについて研究を行っています。

　「学び」の具体的な姿を三つの観点①主体的な学び②対話的な学び③深い学び―で想定し「学び」を達成するための「児童の活動」と「児童の活動」につながる「教師の営み」を関連付けながら授業実践を積み上げているところです。

　全担任が授業を公開し、互いに見合い、交流しています。

▼校長としての喜び・楽しみ

　児童にとって「学びがい」、保護者にとって「通わせがい」、地域の方にとって「協力しがい」、教職員にとって「働きがい」を感じることができる「すてき」な学校を目指し、日々取り組んでいます。

　その一つが、私が毎日行っている「朝のお迎え・帰りのお見送り」の時に交わす児童たちとのあいさつです。

　当然、すれ違う保護者、地域の方々、教職員ともあいさつを交わします。本校の児童たち全員に“あいさつは気持ちいいな”“あいさつは大事だな”“あいさつはうれしいな”という実感を持ってほしいのです。その日が来ることを楽しみにしています。

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町内主催ラジオ体操

(札幌市 2024-10-16付)