札幌中央小の実践評価　税の書道展、標語表彰式　租税教育推進校国税庁長官賞など

（札幌市 2024-11-28付）

　札幌市立中央小学校（冨波修校長）で１４日、税の書道展および税の標語、租税教育推進校等表彰の表彰状授与式が執り行われた。札幌中税務署の堀合広幸署長らが同校を訪問し、優秀な成績を収めた児童に感謝状や表彰状を手渡した。

　税の書道展、税の標語は、国税庁が定める「税を考える週間」に合わせて租税教育の一環として実施しているもの。

　堀合署長をはじめ、札幌中地区納税貯蓄組合連合会、札幌中青色申告会、札幌中間税会の代表者らが同校を訪問。

　書道作品に取り組んだ６年生４学級の代表児童に感謝状、標語で優秀な成績を収めた５年生５人に表彰状を手渡した。

　堀合署長は、児童たちから寄せられた作品をたたえた上で「この機会を捉えて、少しでも税について理解を深めてもらえれば」と呼びかけた。

　冨波校長は「貴重な機会をいただいた。子どもたちが少しでも税について関心を高め、これからの生活の中で意識してもらえたら」と期待した。

　「消費税　みんなをつなぐ　みんなを支える」との標語を考案し、札幌中税務署長賞に選ばれた樋口実咲さんは「授業や日常生活の中で、消費税がみんなの暮らしを支えていることが分かった。受賞したのは意外だったけれどうれしい」と話した。

　また同校は、租税教育推進校等表彰における国税庁長官表彰校に選ばれた。

　堀合署長が冨波校長に感謝状と記念品を授与。租税教室の継続開催、税に関する作品の応募など、租税教育の推進に寄与した功績をたたえた。

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