札幌市教委と連携して検討会議開催公立中の夜間学級設置で担当課長
(道議会 2015-10-02付)

 九月二十九日の三定道議会予算特別委員会第二分科会では、公立中学校夜間学級について質疑が行われた。岩渕隆義務教育課教育環境支援担当課長は、札幌市教委と連携して設置にかかわる検討会議を開き、課題解決の方策について検討するとともに、道内の就学希望者を把握する調査も実施することを明らかにした。池端英昭委員(民主党・道民連合)の質問に対する答弁。

 梶浦仁学校教育局長は、公立中学校の夜間学級は全国八都府県において三十一校設置されているが、道には設置されていないことを示した上で、「学齢期に様々な事情によって、義務教育を修了していない人に学ぶ機会を確保することは大切」と述べた。

 杉本昭則学校教育監は、国の委託事業を通じて、公立中学校夜間学級の果たす役割の広報活動、就学意向について問うアンケート調査などを通して、潜在的ニーズについて把握していく考えを示した。

(道議会 2015-10-02付)

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