地域の実情踏まえ柔軟に対応を 貧困家庭における子どもの学習支援(道・道教委 2015-10-05付)
九月三十日の三定道議会予算特別委員会では、貧困家庭における子どもの学習支援について総括質疑が行われた。
高橋はるみ知事は、対象世帯の子どもがそれぞれの生活環境に合わせて事業に参加できるよう一つの場所に集まる拠点型、家庭訪問型など複数の形態を取り入れていること、地域の実情や保護者・子どもの意向を踏まえて柔軟に対応していることを報告。
「多くの子どもが参加しやすいよう事業をPRするリーフレットの表現を検討する」とし、必要とする家庭へ情報が伝わるようきめ細かに対応していくこととした。
さらに、現在策定中の子どもの貧困対策推進計画に基づき、子どもへの教育支援や居場所づくりを進めることを提示。北海道総合教育大綱においても、地域全体で子どもたちの学びを支援する取組を盛り込み、道教委と連携して実効性ある対策を計画的に進めることを示した。
松山丈史委員(民主党・道民連合)の質問に答えた。
(道・道教委 2015-10-05付)
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