北見市教委が夏季研修講座開催　楽しい体育ネタを伝授　ボール遊び等の指導法学ぶ

（市町村 2015-08-03付）

実技の基礎と指導方法を研修

　【網走発】楽しい！簡単！すぐできる！体育ネタを伝授―。北見市教委は七月二十八日、北見市立北小学校で実技の基礎と指導方法を学ぶ夏季研修講座を開催した＝写真＝。幼・保・小・中の連携を図るため、今回初めて保育園も対象に実施。教職員四十人が参加し、ボールを使った遊びと運動の指導方法を学んだ。

　子どもたちの体力向上に向け、教職員の指導力向上を図ることが目的。幼・保・小・中の連携した指導を図るため、今回から新たに幼・保教員も参加対象に加えた。ことし発足した北見市体力向上推進委員会（委員長・田巻司史北光中校長）のメンバーが講師を務めた。

　開会式で、田巻委員長があいさつ。「子どものときに、たくさん遊んで運動することが、将来にわたって運動する基礎になる」と述べた上で、「きょうの講習で学んだことを、自分流にアレンジして、普段の指導に生かしたほしい」と呼びかけた。

　続いて、市教委の佐藤大主幹が、「保育園と小・中の先生方のつながりをつくって、今後の指導に生かしてもらいたい」などと研修会のねらいを説明した。

　このあと、「授業ですぐに使えるボール遊び・ボール運動」をテーマに、①ボール遊び②ベースボール型③ゴール型④ネット型―の実技講習を実施。どれも子どもたち楽しく簡単に取り組める内容となっており、参加者はあすからの指導に生かそうと、熱心に取り組んでいた。

(市町村 2015-08-03付)