上川局が道北高校長研究協議会開く　学校運営改善に向け協議　私立含め３管内から４０人参加

（道・道教委 2015-10-30付）

上川・留萌・宗谷管内高校長研究協議会

　【旭川発】上川教育局は二十三日、旭川グランドホテルで二十七年度上川・留萌・宗谷管内高校長研究協議会を開催した＝写真＝。私立高校長も含め、約四十人が参加。学校運営全般の改善・充実に向けて、高校教育の課題等について研究協議した。道高校長協会道北支部（山根治彦支部長）共催。

　冒頭あいさつに立った小野寺一郎局長は、公職選挙法等の一部を改正する法律の公布によって、道議会第三回定例会において、「主権者教育」「教育の中立性の確保」などについて質問が挙がったことを報告。「こうしたことも含め、各管内における喫緊の教育課題などについて、校長の皆さんの協力をお願いしたい」と話した。

　また、最近、教職員の不祥事が続発していることから、「学校に対する信頼回復のためにも、教育局と学校が一丸となって事故防止に努めていきたい」と述べた。

　つぎに、山根支部長があいさつ。上川北部および留萌地区では、これから人事協議が控えていることから、「学校に見合った良い先生を入れることが我々校長の仕事、そのために力を尽くしてほしい」と呼びかけた。

　このほか、二十八年度から導入される学校職員評価の見直しに言及。「この制度がより円滑に運営されるよう、課題を出してもらえれば」と話した。

　つぎに、永澤篤教育支援課長、道教委総務政策局教職員課人事制度グループの西岡博幸主幹、高校教育指導班の鈴木究主査が連絡事項を説明した。

　このあと、山根支部長が全道代表高校長研究協議会について報告したほか、道北支部における今日的な課題について参加者で協議した。

(道・道教委 2015-10-30付)