運動を楽しむ機会に　中学校文化系部活動等スポーツ大会―札幌市教委

（市町村 2016-01-07付）

中学校文化系部活動等スポーツ大会

　札幌市教委は昨年十二月中旬の二日間、中学校文化系部活動等スポーツ大会を開催した。二十七年度さっぽろっこ体力向上推進事業の一環。二日間で百二十一人の生徒が参加し、日常的に運動する機会が少ない生徒がダンスや大縄跳び、フロアカーリングなどを楽しんだ＝写真＝。

　この大会は、文化系部活動等に所属する生徒に対し、地域の体育館で運動できる機会を設け、仲間と運動する楽しさや身体を動かす面白さを得られるきっかけづくりとして二十五年度から実施しているもの。札幌市生涯学習センターちえりあ体育館で西区・手稲区の生徒が、厚別区体育館競技室などで白石区・厚別区の生徒が参加した。

　開会式では、長谷川正人教育課程担当課長があいさつ。本道では積雪などで運動する機会が少なくなる傾向があることにふれた上で、「健康な身体があるからこそ、大好きな部活動や自分の趣味・特技に熱中することができる。この機会に運動の楽しさを感じるとともに、日常的に運動に取り組んでほしい」と呼びかけた。

　このあと、準備運動をかねたダンスのほか、チーム対抗の円陣バレーやタグ鬼ごっこ、大縄跳びやフロアカーリングを行い、心地よい汗を流した。

　市教委では、今後も運動習慣の定着など体力向上に向けた事業を取り組んでいく。

(市町村 2016-01-07付)