課題への対応一丸で　学力・体力向上へ工夫した取組を　長岡札幌市教育長が年頭あいさつ

（市町村 2016-01-07付）

長岡教育長年頭あいさつ

　札幌市教委の長岡豊彦教育長は四日、市教委で仕事始めに当たり職員に年頭のあいさつを述べた＝写真＝。いじめ・不登校の問題解決や学力・体力向上に向け、工夫した取組を求めたほか、「大変動の時代の中、いろいろな課題に対応できるよう、ことしも教育委員会一丸となって取り組んでいこう」と呼びかけた。

　長岡教育長は、昨年を振り返り、秋元克広市長の就任や新しい教育委員会制度の始動、アクションプラン２０１５の策定などに言及。「秋元市政が二年目を迎え、本格的に始動していく中で教育行政としても使命を果たしていかなければならない」と強調した。

　いじめ・不登校や教職員の多忙化、教員定数の削減などの課題にも言及。「大変動の時代の中、工夫して仕事に取り組まなければならない」とし、保護者をはじめとする市民の協力を得ながら対応することの重要性を指摘した。

　また、学力向上に引き続き取り組んでいくことを求めたほか、子どもたちの体力の向上については、「どうしたら子どもたちが生涯健康でいられるか、小学校では休み時間、中学校では部活動など、体力の向上に向けた仕組みづくりを一緒に考えていきたい」と話した。

　結びに「大変動の時代の中でいろいろな課題に対応できるようことしも教育委員会一丸となって取り組んでいこう」と呼びかけた。

(市町村 2016-01-07付)