帯広市教委ウィンターイングリッシュ開く 楽しみながら英語力育む 小学校5校から64人参加(市町村 2016-01-26付)
コミュニケーション能力を育成
【帯広発】帯広市教委は昨年十二月下旬から一月中旬にかけて市内の小学校五校を会場に「OBIHIROウィンターイングリッシュ」を開いた。小学校五校合わせて六十四人が参加。子どもたちは、英語を使ったゲームや様々なアクティビティを通して、英語に親しむとともにコミュニケーション能力を育んだ。
この取組は、小学五・六年生を対象に行ったもの。外国人講師とともに外国語を中心に活動することによって、外国語の音声や表現等に慣れ親しみながら、コミュニケーション能力を養うことが目的。二十四年度からスタートしたもので、当初は長期休業期間中に市役所で実施していたが、昨年度から学校を会場に行うことにした。
今回は、昨年十二月二十五日に光南小、東小、二十八日に啓北小、一月七日に啓西小、十二日に川西小で実施。ALTのグレン・シンボ氏、ハラミキ・ヤマダ氏、マイロン・ライト氏、チャン・ライ・チュイ・ハン氏、イラナ・ラーヴィック氏の五人が講師を担当。各学校で英語を使ったゲームやボールを利用したアクティビティーなどを行い、交流を深めた。
このうち、川西小では、同事業に併せて、道教委の子どもの生活習慣づくり推進事業「子ども朝活」も実施=写真=。参加した子どもたちは、マイロン氏とヤマダ氏を講師に、絵の中に隠れたものを探すゲーム「ハイド&シーク」や紙を使った工作などを行い、朝から元気に英語に親しんだ。
同校の辻勝行教頭は「普段学校でも外国語活動を行っているが、家庭や長期休暇中に外国語を学ぶ機会は少ないので、こういった活動は大変貴重。また、異年齢と交流する機会ともなるので、子どもたちにとって有意義な時間となったのではないか」と述べていた。
帯広市教委の村松正仁学校指導担当企画監は「この取組を外国語の教科化に向けて、今後も引き続き、効果的な取組となるよう進めていきたい」と話している。
(市町村 2016-01-26付)
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