札幌市野外活動教育研究会が総会　林間学校４０周年へ準備　新会長に藤野南小・高橋校長

（関係団体 2016-03-15付）

２８年度活動方針や年間計画を決定

　札幌市野外活動教育研究会（小林一三会長）は五日、札幌全日空ホテルで二十八年度総会を開催した＝写真＝。札幌市林間学校四十周年記念事業を来年十月二十一日に開催することを決定。役員改選では新会長に藤野南小学校の高橋昌士校長を選任した。

　議事では二十八年度の活動方針や年間計画を決定。①野外活動指導者としての資質の向上②学校教育と社会教育を関連づけ、学校教育に生かす実践的研究③組織を活性化させるための取組④四十周年に向けた取組―の四点を重点とした。

　六月には野外活動指導技術向上を目的とする「ヤケスタ」を行い、まき割りや火おこし、調理の基本について研修する。

　また、札幌市林間学校四十周年記念事業は来年十月二十一日に開催することを決定。記念フォーラムで研究発表のほか、宿泊学習の在り方について演習形式の研修を行う。また、記念式典や祝賀会を開催する予定となっている。

　京都視察報告では、学校教育の中に野外教育を取り入れている京都市の取組について報告。今後も道外の先進的な取組を視察し、札幌市教委と連携していく方針を示した。

　役員改選では新会長に藤野南小の高橋校長、新事務局長に藻岩南小学校の楠本一紀校長を選任した。

　二十八年度の役員はつぎのとおり。＝敬称略＝

▽顧問＝駒形武志（鴻城小校長）、小林一三（平岡小校長・新）

▽会長＝高橋昌士（藤野南小校長・新）

▽副会長＝類家斉（大倉山小校長）、藤島篤郎（あいの里東小校長）、増子義仁（盤渓小教頭・新）、長堀裕信（北小教諭・新）

▽事務局長＝楠本一紀（藻岩南小校長・新）

(関係団体 2016-03-15付)