北教組桧山支部が年次大会開く　平和・民主教育の確立へ　運動方針、役員体制を決定

（関係団体 2016-03-24付）

役員改選で、新書記長を選出した

　【江差発】北教組桧山支部（友善千可子支部長）は三月上旬、せたな町民ふれあいプラザで二〇一六年次大会を開催した＝写真＝。本年度のたたかいを総括するとともに、新年度の運動方針を決定。平和や民主教育の確立のために運動を展開していくことを決めた。

　二十三人が参加。①たたかいの総括②中間決算報告③運動方針ならびに大会スローガン④会計予算案―について審議した。

　冒頭、友善支部長があいさつ。教科書が及ぼす影響の大きさにもふれ、「日本にとって都合の悪いものは削除される」と危機感をあらわにした。その上で、「私たちは人間なので、（児童生徒への指導の在り方について）考えることを止めてはいけない」と訴えた。

　島裕介書記長が経過報告を行い、昨今の社会情勢や教育現場の動きを説明しながら、平和や民主教育の確立のために運動を展開する北教組の方針を確認した。

　役員改選では、新たに大口良子氏を専従の書記長として選出した。

　新年度の役員体制はつぎのとおり。＝敬称略＝

▽支部長＝友善千可子（せたな町立若松小）

▽副支部長＝夏原茂樹（厚沢部町立厚沢部小）、北川正彦（せたな町立北桧山中）

▽書記長＝大口良子（今金町立今金小・新）

▽書記次長＝斎藤豪志（乙部町立乙部中・新）、手塚一成（奥尻町立青苗小）

▽会計委員＝三上訓央（せたな町立瀬棚小）

(関係団体 2016-03-24付)