２７年度道スポーツ賞贈呈式挙行　世界の舞台で一層活躍を　１０人・１団体に表彰状―道

（道・道教委 2016-04-01付）

山谷副知事が受賞者に表彰状と記念品を贈呈

　道は三月二十九日、ホテルライフォート札幌で二十七年度北海道スポーツ賞贈呈式を挙行した。スポーツの振興に寄与した室蘭市ボウリング協会会長の荒川隆志氏など個人四人、国内外のスポーツ競技大会で優れた成績を収めた剣道男子の安藤翔選手など個人五人と女子アイスホッケーの道路建設ペリグリンに道スポーツ賞が授与された。

　道では、地域社会、職場における生涯スポーツや競技スポーツの普及振興に貢献し、顕著な事績を挙げた個人・団体、スポーツの競技会において特に優れた成績を収めた個人・団体に道スポーツ賞を贈っている。

　昭和三十七年度に創設され、これまでに、スポーツの振興に寄与した個人二百十人・団体二十二団体、スポーツで優秀な成績を収めた個人四百十二人・団体百十団体が受賞している。

　贈呈式では、山谷吉宏副知事が式辞。「北海道ゆかりの選手の皆さんが全国大会や世界大会などで活躍し、自らの可能性に挑戦する姿は、道民に大きな感動と活力を与えてくれた」と、その功績をたたえるとともに、「指導者の皆さんには、今後ともそれぞれの地域や団体において、選手の育成や組織の強化などに一層尽力いただきたい。選手の皆さんには、トップアスリートとして、さらに精進いただき国内のみならず、世界の舞台で大いに活躍されることを期待する」と呼びかけた。

　続いて、山谷副知事が受賞者に表彰状と記念品を贈呈＝写真＝。道議会環境生活委員会の安藤邦夫委員長と道体育協会の堀達也会長が祝辞を述べ、受賞者の一層の活躍に期待を寄せた。

　最後に受賞者を代表して荒川氏が謝辞。「受賞は、多くの仲間とともに、スポーツを愛し、スポーツに親しみ、行動をともにした結果であり、感謝に堪えない。これからは心身を鍛え、技を磨いて、競技力の向上に努めることはもちろん、生涯スポーツを通して、少しでも健康寿命の伸長に寄与していきたい」と述べ、今後に向け強い決意を示した。

　受賞者はつぎのとおり。＝敬称略＝

【スポーツの振興に寄与した個人・団体】

▼個人

▽荒川隆志（室蘭市、室蘭市ボウリング協会会長ほか）

▽星磯雄（札幌市、道綱引連盟参与ほか）

▽菅田至（札幌市、日本パークゴルフ協会副会長ほか）

▽山内悟（旭川市、旭川体操協会副会長ほか）

【スポーツで優秀な成績を収めた個人・団体】

▼個人

▽北口榛花（旭川東高）＝第六十七、六十八回全国高校陸上競技対校選手権大会女子やり投げ優勝

▽佐藤綾乃（高崎健康福祉大）＝第六十四回全国高校総体スケート競技選手権大会女子一五〇〇㍍、三〇〇〇㍍優勝

▽安藤翔（道警本部）＝第十六回世界剣道選手権大会男子団体優勝

▽山田凌平（明治大）＝第十六回世界剣道選手権大会男子団体優勝

▽吉田佳代（道警本部）＝第十六回世界剣道選手権大会女子団体優勝

▽岩本衣美里（㈱クリーンコーポレーション）＝空手１プレミアリーグ２０１５女子形優勝

▼団体

▽道路建設ペリグリン＝第三十三、三十四回全日本女子アイスホッケー選手権大会優勝

(道・道教委 2016-04-01付)