道立特別支援教育センター28年度研修講座日程(道・道教委 2016-04-01付)
道立特別支援教育センターの二十八年度研修講座日程がまとまった。研修講座七講座、自主的講座六講座の計十三講座を開催。中で、二十三の公開講義を実施する。
二十八年度は、「資質・能力向上に向けた研修の充実」を図ることとし、次期学習指導要領改訂に向けた課題を踏まえた研修や、ミドルリーダー、管理職を対象とした研修の充実を図る。道教委、各教育局と連携し、地域の特別支援教育の推進状況や教職員のニーズに応じた研修「特別支援教育基本セミナー」を、全道の十四教育局十四会場で開催。特別支援学級、通級指導教室、特別支援学校教員の専門性の向上を図る研修を展開する。さらに、特別支援教育の理解と充実を図るため、特別支援教育に関心のあるすべての教職員を対象として、研修講座の講義を公開する。
なお、自主的講座、公開講義、マイプラン研修の申込受付は、本年度からWebページのみで行う。
二十八年度の研修講座日程はつぎのとおり(①日時②対象・講師③定員)。
【研修講座】
▽専門研修「特別支援学校コーディネーター研修講座」=①5月18~20日②特別支援学校教員③64人
▽課題研修「特別支援教育授業力向上研修講座」=①8月1~3日②特別支援学級教員、通級指導教室担当教員、特別支援学校教員③40人
▽専門研修「特別支援学校指導技術研修講座」=①8月4~5日②特別支援学校寄宿舎指導員、実習担任教諭、実習助手、介護員③40人
▽専門研修「発達障がい専門性向上研修講座」=①8月8~10日②特別支援学級教員、通級指導教室担当教員、特別支援学校教員②40人
▽課題研修「特別支援教育自立活動研修講座」=①11月28~30日②特別支援学級教員、通級指導教室担当教員、特別支援学校教員③40人
▽課題研修「特別支援学校キャリア教育研修講座」=①29年1月5~6日②特別支援学校教員③25人
▽専門研修「特別支援学級・通級指導教室担当教員専門性向上研修講座」=①29年1月11~13日②特別支援学級教員、通級指導教室担当教員③40人
【自主的講座】
▽課題研修「特別支援教育心理アセスメント講座」=①4月16・17日、12月26・27日(12月27日のみ4部会、残る日程は1日3部会)②幼稚園等、小・中学校、義務教育学校、高校、中等教育学校、特別支援学校教職員等③部会ごとに定員設定
▽基本研修「はじめての特別支援教育講座」=4月23日②幼稚園等、小・中学校、義務教育学校、高校、中等教育学校、特別支援学校教職員等(担当経験概ね3年未満)③60人
▽基本研修(特センサテライト研修)「特別支援教育基本セミナー」=①5月14・15・21・22・28・29日(全道14教育局14会場で実施②幼稚園等、小・中学校、義務教育学校、高校、中等教育学校、特別支援学校教職員等③会場ごとに定員設定
▽基本研修「夏季講座」(全12コース設定)=①8月1・2・3・4・5・8・9・10日②幼稚園等、小・中学校、義務教育学校、高校、中等教育学校、特別支援学校教職員等③コースごとに定員設定
▽課題研修「これからの特別支援教育セミナー」=①11月4日②幼稚園等、小・中学校、義務教育学校、高校、中等教育学校、特別支援学校管理職等③60人
▽基本研修「冬季講座」(全9コース設定)=①29年1月5・6・10・11・12日②幼稚園等、小・中学校、義務教育学校、高校、中等教育学校、特別支援学校教職員等③コースごとに定員設定
【公開講義】
▼5月
▽「特別支援学校のセンター的機能の充実と小・中学校との連携の推進」=①18日午後1時40分②講師・北大大学院教育学研究院教授・安達潤氏③30人
▽「各学校段階における特別支援教育の取組の実際」=①19日午後1時②講師・教員およびセンター所員③30人
▼8月
▽「児童生徒理解に基づく教材づくりを通した授業の改善」=①2日午前9時②講師・松江市立意東小学校教諭・井上賞子氏③20人
▽「特別支援教育における授業づくりのポイント」=①2日午後1時50分②「教科指導(国語、算数・数学)」「教科指導(体育・保健体育、音楽)」「各教科等を合わせた指導」「重複障がいの指導」「通級による指導」の5部会から選択。講師・教員③各部会5人程度
▽「卒業後の生活の実際」=①4日午後1時30分②講師・特別支援学校卒業生および支援者③20人
▽「障がいのある幼児児童生徒の性の指導」(道民カレッジ連携講座)=①4日午後3時②講師・小樽保健所長・秋野恵美子氏③20人
▽「子どもたち一人一人の可能性を引き出す指導の在り方~発達障がい等のある子どもたち」(道民カレッジ連携講座)=①8日午後1時40分②講師・教育ジャーナリスト・品川裕香氏③20人
▽「生徒指導と発達障がい」=①9日午前10時40分②講師・センター所員③20人
▽「被虐待の子どもへの支援」=①9日午後1時②講師・学識経験者③20人
▽「読み書き・計算の苦手な子どもへの合理的配慮の実際」=①9日午後2時②講師・教員③20人
▽「人とのコミュニケーションが苦手な子どもへの合理的配慮の実際」=①9日午後3時30分②講師・教員③20人
▼11月
▽「新しい学習指導要領が目指す学校の在り方」=①4日午後1時②講師・東北福祉大教授・大西孝志氏③30人
▽「言葉をつなぐ 人とつながる」(道民カレッジ連携講座)=①28日午後1時40分②講師・子どもの発達支援考えるSTの会代表・中川信子氏③20人
▽「自立活動の意義と教育課程上の位置付け」=①29日午前9時②講師・センター所員③20人
▽「個別の指導計画を活用した指導の充実」=①29日午前10時30分②講師・センター所員③20人
▽「自立活動における評価の充実」=①29日午後1時②講師・センター所員③20人
▽「自立活動の指導と評価の実際」=①29日午後2時10分②「聴覚障がい」「肢体不自由・病弱」「自閉症・情緒障がい」「言語障がい」の4部会から選択。講師・教員③各部会5人程度
▽「自立活動の指導と評価の実際」=①29日午後3時30分②「視覚障がい」「知的障がい」「LD、ADHD」の3部会から選択。講師・教員③各部会5人程度
▼29年1月
▽「キャリア発達を支援するために」=①6日午前9時②講師・宮城教育大准教授・植木田潤氏③30人
▽「小学校への円滑な接続を目指した幼稚園等における特別支援教育の取組」=①11日午後3時50分②講師・学識経験者③20人
▽「よさに着目した児童生徒理解と個別の指導計画の活用」=①12日午前9時②講師・道教育大札幌校教授・青山眞二氏③20人
▽「特別支援教育における授業づくりのポイント」(障がい種別部会)=①12日午後1時②「視覚障がい、弱視」「聴覚障がい、難聴」「知的障がい」「肢体不自由、病弱・身体虚弱」「言語障がい」「自閉症・情緒障がい」「LD、ADHD」の7部会から選択。講師・教員③各部会5人程度
(道・道教委 2016-04-01付)
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