道高体連が２８年度総会開く　体罰のない部活動経営を　新会長に札幌白石・澤口校長

（関係団体 2016-05-18付）

澤口新会長を選出した

　道高校体育連盟（＝道高体連）は十一日、ホテルライフォート札幌で二十八年度総会を開いた。役員改選を行い、新会長に澤口文裕札幌白石高校長＝写真＝を選出。あいさつに立った澤口新会長は、体罰のない運動部活動経営の推進などを訴えた。

　総会では冒頭、役員改選を行い、澤口新会長をはじめとする二十八・二十九年度役員を選出した。

　澤口新会長は、あいさつの中で、「部活動は、仲間とともに多くの困難を克服するという重要な教育活動。高体連として、優秀な人材育成を推し進めたい」と述べた。また、「全国高体連は、体罰根絶に向けたルールを設定、施行している。道高体連も、特別委員会を設置し、根絶に向けた取組を行ってきた。体罰のない運動部活動経営が行われるようお願いする」と訴えた。

　議事に入り、全道高校体育大会の開催や指導者養成・選手強化事業などの二十八年度事業計画を決定。また、個人戦の新しい全道大会参加基準が本年度から適用になることを確認した。

　二十八・二十九年度役員はつぎのとおり。＝敬称略＝

▽会長＝澤口文裕（札幌白石校長・新）

▽副会長＝谷坂常年（野幌校長）、小路修司（千歳北陽校長）、森浩之（恵庭南校長・新）、佐藤和英（札幌南陵校長・新）、加島政人（札幌静修校長）

▽監事＝川眞田政夫（札幌東商業校長・新）、尾崎寿春（札幌啓北商業校長・新）

▽理事長＝土井昌彦（札幌白石教諭・新）

(関係団体 2016-05-18付)