函館市亀尾小中が森林教室開く　自然とのふれあい楽しむ　植樹や森林観察など体験

（学校 2016-06-02付）

カミネッコンによるミズナラの苗の植樹などを行った

　【函館発】函館市立亀尾小中学校(小林徹也校長)は五月二十日、市内紅葉山町のみらいの森で森林教室を開催した。渡島総合振興局東部森林室やサンモリッツクラブのスタッフの指導のもと、植樹活動や森林観察を行い、自然とのふれあいを楽しんだ＝写真＝。

　森林教室は、子どもたちが郷土の自然に親しむこと、森林を大切にする心を育てることを目的に、昭和五十七年から郷土学習の一つとして紅葉山の学校林の手入れなどを行ってきた。近年では、みらいの森での植樹活動、森林観察のほか、函館山登山を隔年で行っている。

　今回は、カミネッコンによるミズナラの苗の植樹、森林観察、フィールドビンゴなどを行い、自然と親しみながら活動を楽しんだ。

　子どもたちは、「見たことのない花をたくさん知ることができた」「珍しい草花を守るためには、森林を大切にしなければいけない」などの感想を述べていた。

(学校 2016-06-02付)