道教育大函館中が能楽鑑賞教室 日本の伝統文化を堪能 能や狂言独特の表現に興味津々(学校 2016-06-15付)
生徒たちは普段目にする機会のない日本の伝統芸能を堪能した
【函館発】道教育大学附属函館中学校(金光秀雄校長)は六日、同校で二・三年生を対象とした能楽鑑賞教室を開催した。皐風会を招き、能『羽衣』、狂言『柿山伏』を鑑賞した=写真=。そのあと、生徒たちは狂言独特の発声方法や足の運び方などを体験。普段体験することのない能や狂言を楽しんだ。
本事業は文化庁主催の事業で、日本の一流文化芸術団体が小・中学校等において、公演や能についてのワークショップなどを行っている。日本の伝統的な舞台芸術と接する機会を得ることによって、子どもたちの発想力やコミュニケーション力の育成がねらい。
公演前に皐風会代表の小島英明氏が、演目について説明。小島氏は「普段は体験することのできないもの。貴重な機会をむだにしないでほしい」と呼びかけた。
公演に移り、生徒たちは、狂言『柿山伏』、能『羽衣』を鑑賞した。柿山伏は、柿を盗み食いした人間と柿の木の持ち主のやり取りを描いた内容。羽衣は、天に住む“天人”が落とした羽衣を浜辺で拾った漁師から、どのように取り返すのかまでを描いた物語。生徒たちは、普段目にする機会のない日本の伝統芸能を堪能した。
公演後、生徒たちは実際に、狂言独特の発声方法や歩き方などを体験した。
(学校 2016-06-15付)
その他の記事( 学校)
札幌南陵高「藤の花コンサート」 美しい音色に包まれて 近隣小中も参加し盛り上げ
札幌南陵高校(佐藤和英校長)は四日、同校体育館で第三十一回藤の花コンサートを開催した=写真=。本年度は近隣の小・中学校五校や札幌南陵高OBで結成している「くまざさ合奏団」などが参加。生徒た...(2016-06-16) 全て読む
蘭越高生がクリーン作戦 美しい町にしよう! 駅前や商店街などの清掃に汗
【倶知安発】蘭越高校(岩佐聖司校長)は十日、全校生徒による毎年恒例の町内クリーン作戦を実施し、地域環境の美化に努めた。 クリーン作戦は、美化意識と社会参加意識の向上を目的に二十年以上継...(2016-06-16) 全て読む
雄武高生が町民と花壇整備 まちの環境美化に貢献 全校生徒参加し国道に彩り
【網走発】雄武高校(桑井美彦校長)は五月下旬、雄武町が進める「きらめき我が町」事業に参加した。生徒たちは地域の人たちとともに、国道二三八号線沿いの花壇にマリーゴールドを植え=写真=、町の環...(2016-06-15) 全て読む
女満別高「女高塾」がスタート 生涯学ぶ基礎育みたい 土曜活用し幅広い学習機会提供
【網走発】学び続ける生徒育成へ!―。女満別高校(田邊康弘校長)は、本年度から新たな取組として「女高塾」をスタートさせた。毎月二回程度、土曜日に開講。進学・就職対策や各種検定はもとより、薫製...(2016-06-15) 全て読む
留萌千望高情報ビジネス科で特別授業 夢に向かう姿勢学ぶ 皇學館大・岸川教授が講話
【留萌発】留萌千望高校(太田倫夫校長)は五月下旬、同校で情報ビジネス科三年生三十四人を対象とした特別授業を実施した=写真=。三重県の百五銀行でまちの宝創造アドバイザーを務め、皇學館大学現代...(2016-06-15) 全て読む
札幌市山鼻小がJICA研修員と交流 国際的な視野広める アフリカ各国の13人が来校
札幌市立山鼻小学校(渡辺元校長)は二日、同校でJICA研修員との交流活動を行った=写真=。各国から十三人が来校。六年生児童はゲームをして研修員との交流を楽しんだほか、外国の水道事情について...(2016-06-15) 全て読む
札幌東商業高情報処理科3年生12人 難関突破に笑顔あふれる 基本情報技術者試験合格の快挙
札幌東商業高校(川眞田政夫校長)情報処理科の三年生十二人は、四月中旬に実施された経済産業省「基本情報技術者試験」に合格した。同試験における合格者数十二人は、十一年の情報処理科設置以降、初の...(2016-06-15) 全て読む
三笠高「まごころきっちん」営業中! お腹も心も幸せいっぱい オリジナル料理〝なんころっけ〟も販売
【岩見沢発】三笠高校(佐々木淑子校長)は、調理部の生徒が調理、接客を行うレストラン「まごころきっちん」を月二回の日曜日、三笠市役所前の飲食店・まんぷく食堂で営業している。五月下旬には、通常...(2016-06-14) 全て読む
憧れの2人が目の前に!―日ハム・大谷選手とレアード選手がスタルヒン投手の母校・旭川日章小に来校
【旭川発】旭川市立日章小学校(副島知子校長)に七日、北海道日本ハムファイターズの大谷翔平選手とブランドン・レアード選手が訪れた。同校卒業生の元プロ野球選手ヴィクトル・スタルヒン投手の生誕百...(2016-06-14) 全て読む
新篠津小と札幌市西岡北小5年生 協力して苗を植えよう 総合学習で67人が田植え体験
新篠津村立新篠津小学校(小山寿樹校長)と札幌市立西岡北小学校(三谷和校長)は五月二十四日、新篠津村内のみのり農園で田植え体験をした。両校児童は、協力して一本一本丁寧に苗を植えこんだ。 ...(2016-06-14) 全て読む