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憧れの２人が目の前に！―日ハム・大谷選手とレアード選手がスタルヒン投手の母校・旭川日章小に来校
（学校 2016-06-14付）

同校卒業生であるスタルヒン投手のパネルとともに記念撮影

　【旭川発】旭川市立日章小学校（副島知子校長）に七日、北海道日本ハムファイターズの大谷翔平選手とブランドン・レアード選手が訪れた。同校卒業生の元プロ野球選手ヴィクトル・スタルヒン投手の生誕百周年を記念しての来訪。全校児童約七十人は、両選手とのキャッチボールや質問コーナー、記念撮影などを通し、交流を楽しんだ。

　両選手の来訪は、同校卒業生でプロ野球界史上初となる通算三百勝を達成したスタルヒン投手の生誕百周年を記念して行ったもの。

　この日、市内スタルヒン球場で行われた広島東洋カープとの試合前に大谷選手とレアード選手が同校を訪問した。

　レアード選手は「日本の学校を訪問するのは初めてで、楽しみにしていた」、大谷選手は「皆さんと一緒に楽しい時間を過ごしたい」とあいさつした。

　つぎに、児童全員でプロ野球選手直伝のウオーミングアップを行い、体をほぐしたあと、六人の代表児童が両選手とキャッチボール。様子を見守るほかの児童は、憧れのプロ野球選手が投球する姿に、瞳を輝かせて見入っていた。

　続いて、児童会書記局によるスタルヒンの紹介や、両選手への質問コーナーが設けられた。質問コーナーでは、先日球界最速となる時速百六十三㌔㍍を記録した大谷選手に対し、「これ以上の記録は出せそう？」と尋ねた。大谷選手は「いけると思うので頑張りたい」と力強く答えた。

　また、「運動が得意になるには」との質問に対し、大谷選手は「好きな種目を一生懸命やることが大切」と助言していた。

　また、両選手が夢をかなえるためのアドバイスを一言。レアード選手は「心から楽しむことが大事」、大谷選手は「まだ夢の途中だけど、スタルヒンやいろいろな先輩から学んでいきたい。皆さんも頑張って」とエールを送った。

　おわりに、スタルヒン生誕百周年記念パネルと両選手との記念撮影をしたあと、別れを惜しみながらハイタッチをして二人を見送った。

　児童は、「二人が来てくれて、一緒に活動できてうれしくて、楽しかった。大谷選手のアドバイスから、将来の夢に向けて頑張ろうと思った。優勝に向けて頑張ってほしい」と話していた。