三笠高「まごころきっちん」営業中！　お腹も心も幸せいっぱい　オリジナル料理〝なんころっけ〟も販売

（学校 2016-06-14付）

真心あふれる接客とおいしい料理に、自然と笑顔があふれる

　【岩見沢発】三笠高校（佐々木淑子校長）は、調理部の生徒が調理、接客を行うレストラン「まごころきっちん」を月二回の日曜日、三笠市役所前の飲食店・まんぷく食堂で営業している。五月下旬には、通常のメニューに加えて生徒オリジナルの創作料理「なんころっけ」も販売。約八十人の客が来店し、生徒たちの真心あふれる料理を味わっていた。

　調理、接客、食材調達、コスト管理を生徒が手がけることで技術、コミュニケーション能力、実践力の向上を図ることが目的。昨年十一月から三笠市役所前の飲食店・まんぷく食堂で定期的に営業しており、市内外から多くの客が訪れ、にぎわいをみせている。

　本年度は月二回、日曜日に営業する予定。メニューには天ぷらうどんや親子丼など七種類の料理を用意しており、アンケート結果を参考にしてコシのある麺づくりや、おいしいつゆの開発など改良を加えている。

　本年度三回目の営業となったこの日、開店時間前から多くの客が列がつくっていた。生徒たちは「いらっしゃいませ！」と元気いっぱいに接客。厨房では、生徒たちが真剣な表情で調理していた。

　この日は、通常のメニューに加えて生徒オリジナルの料理「なんころっけ」も販売。三笠の郷土料理である馬の腸である「なんこ」を八丁みそで煮込み、七味唐辛子とネギで味を仕上げてコロッケにしたもの。もちもちした食感と味わいの深さが好評で、この日用意したすべてのコロッケを完売した。

　同店を訪れた空知教育局の平瀬一弘次長は「生徒が作り出すまごころと元気いっぱいの店の雰囲気がとても良かった。おすすめメニューの親子丼、天ぷらうどん、だし巻き卵、特製コロッケもとてもおいしく、お腹も心も〝幸せいっぱい！〟になりました」と笑顔をみせていた。

(学校 2016-06-14付)