選挙でシンボルマーク決定―山の手養護の山高祭　実際の投票箱、記入台を体験

（学校 2016-06-13付）

生徒たちが一票を投じた

　山の手養護学校（岡積義雄校長）は七日、同校で第四十七回山高祭シンボルマーク選挙を行った。生徒三十二人が参加。実際に選挙で使われる投票箱や記入台を使い、一票を投じた＝写真＝。

　同校の生徒会では、七月十五・十六日に開かれる第四十七回山高祭に向け、シンボルマークの選考を実施。法改正によって十八歳以上の高校生が選挙権を得ることから、同校では生徒に実際の選挙を体験してもらおうと、札幌市西区の選挙管理委員会から選挙で使われる投票箱や車椅子用の記入台を借りて、投票を行った。

　この日、同校に投票箱や記入台を設置。生徒は学校祭のシンボルマークについて、十八の候補から一つ選び、投票した。

　生徒会担当の三浦雄大教諭は、法改正によって十八歳以上の高校生が選挙権を得ることにふれ、「一人一票をもつことから、今回の投票を通して選ぶことの責任と自分で決めるという大切さを学んでほしい」と話していた。

(学校 2016-06-13付)