旭川教育振興会が２８年度総会　新会長に佐藤氏を選任　「教育を語る集い」など実施

（関係団体 2016-06-23付）

本年度の活動方針、事業計画を決めた

　【旭川発】旭川教育振興会は九日、上川教育研修センターで二十八年度総会を開いた＝写真＝。本年度の活動方針や事業計画などについて審議。事業計画について、九月に「旭川教育の日」推進協議会総会を行う。また、「新しい時代の教育を語る集い」について、旭川市立東町小学校の公開研究会とジョイント開催することとした。役員改選では、会長に前旭川市中学校長会長の佐藤保氏を新任した。

　冒頭あいさつに立った鷲見正雄会長は「次代を担うのは子ども、未来を創造するのは子ども」という視点の大切さを強調。「真に子どもたちの力を高め、豊かな心とたくましい体を育むことに心を砕き、知恵を出し合っていきたい」と述べた。

　このあと議案審議に入り、前年度の事業や会計決算などを確認したほか、本年度の活動方針および事業計画、会計予算を決定した。

　活動方針として、「新しい時代の教育を語る集い」等を開催し、新しい時代の学校・家庭・地域を結ぶ架け橋となって、相互理解と連携・融合を支援。そういった活動を通し、子どもにとって真に望ましい環境づくりを推進する。

　加えて、「北海道教育の日」「旭川教育の日」の制定を踏まえ、「旭川市の子どもは旭川市民の手で」の考えのもと、様々な教育関係団体・個人と連携強化。「旭川教育の日」推進協議会の推進母体として、「旭川教育の日」の趣旨に沿った活動を展開していく。

　事業計画について、「旭川教育の日」関連では、九月に推進協議会総会に開催する。また、十一月二十日の市ＰＴＡ連合会研究大会における「旭川教育の日」協賛部会の運営に協力する。

　このほか、「新しい時代の教育を語る集い」については、東町小の公開研究会とジョイント開催することとした。

　役員改選では、鷲見会長を顧問とし、新会長に前旭川市中学校長会長の佐藤氏を選任。事務局長に東町小の林邦子校長を新任した。

　本年度の役員はつぎのとおり。＝敬称略＝

▽会長＝佐藤保（新）

▽副会長＝岡部正、浜本弘之（㈱北海道通信社参与）、佐伯教道、安藤達雄、本多彰、霜村美智子、水上丈実、山村志保子（愛宕東小校長・新）

▽監事＝吉田公基、古家法子

▽理事＝千代清美、金澤澄和、佐藤まり子、猫山房良、奥山ゆみ子、牧野裕三、藤木由加里、小西信輝（永山南小校長）、福家尚（近文小校長）、岩田俊二（北星中校長）、田中義彦（神楽中校長）、倉本格克（春光小教頭）

▽事務局長＝林邦子（東町小校長・新）

▽事務局次長＝上中芳昭（広陵中校長）、筒井章夫（旭川第三小校長）、大垣秀彦（陵雲小教頭）、鈴木康弘（豊岡小教頭）

(関係団体 2016-06-23付)