１年目、異動者本人に対する調査―道小「広域人事調査の集計と考察」から③　着任後、校務に対する戸惑いも

（関係団体 2016-07-11付）

自らの希望か、制度の説明、制度の趣旨の理解（図をクリックすると拡大表示されます）

【１年目　異動者本人に対する調査】

▼今回の異動について（自らの希望かどうか）

▽「はい」と答えた割合が八〇％を占めた

▼制度の説明について（誰から、どこから）

▽「校長」が七五％、「教育局」が三一％と続いた

▼制度の趣旨の理解について

▽「理解している」「概ね理解している」合わせて九三％となった

▼異動先の希望はかなったか

▽「希望どおり」「概ね希望どおり」合計で一〇〇％

▼異動までの準備で困ったこと

▽「困りなし」が四七％だった一方で、「住居」三三％、「相手校との連絡」「費用」がともに二七％だった

▼着任してからのことで困ったこと

▽「困りなし」が五三％と半数以上だったが、「校務のこと」が四〇％、「地域保護者とのこと」が七％などとなった

【分析】

▽八割が自らの意思でこの制度に参加している

▽制度の説明について、七割以上が「校長」からで、これは前回の調査に比べ増加している

▽異動までの準備・着任してからの両方で、対象者の半数以上が「困りなし」と回答している。困り感で多かったのは、準備段階では「住居」「相手校との連絡」「費用」であり、知らない土地で住む場所を探すことの大変さがうかがえる

▽着任後は、新しい学校での校務に対する戸惑いが多くなっている

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異動の希望はかなったか、異動までの準備で困ったこと、着任してから困ったこと（図をクリックすると拡大表示されます）

(関係団体 2016-07-11付)